過去のレンダリング結果を残しながら部分的のみ再レンダリングすることができれば、変更していない部分の無駄なレンダリング処理をする時間が省ける。
ただし、標準機能ではできないので、コンポジターエディターを利用して単純な合成を行う。
やり方
- 通常のレンダリングし、pngなどの非圧縮形式で画像保存する
- 再度レンダリングしたい範囲を指定する
- 3DビューのオブジェクトモードでCtrl + B によりレンダー領域を指定する
- コンポジターエディターにて、保存した古い画像とRender Result を、Render Resultのアルファをマスクとして合成する
- レンダリングすると古いレンダリング結果と最新のレンダリング結果が合成され、部分的に変更内容を更新できる
- 結果を再度保存しておけば更新し続けられる
- ファイル出力ノードに接続しておけば自動でレンダリング結果を保存できる