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フリーのブラシテクスチャの配布・テクスチャペイントでのブラシの設定方法【Blender】

Blender

更新日:

フリーのブラシテクスチャの配布と、テクスチャペイントでのブラシの設定方法を紹介します。

ダウンロード

ペイントソフトで利用できるブラシテクスチャです。
BlenderのTx Layer アドオンでのテクスチャペイントに利用するために自作しました。

[FREE] Brush texture set [for Tx Layer Blender Addon]

Blender以外のソフトにも利用できます。
ブラシテクスチャは自分が作成したものです。
再配布不可・商用利用可能です。

ブラシ

上画像のようなストロークを描くことができます。

ブラシの登録方法

Blenderでは、画像はそのままブラシに利用することができません。
ブラシ用画像を一旦[テクスチャ]として読み込んでから、ペイントモードでそれを選択することで、ブラシとして利用できます。

テクスチャとして読み込む

  1. プロパティ > テクスチャ > ブラシマスク
  2. ブラシ用の画像ファイルを読み込む。
    • ブラシ用画像は、正方形である必要があります。画像が正方形でない場合は、正方形に押しつぶされます。
    • [ブラシ]ではなく[ブラシマスク]にすること。[ブラシ]だと、カラーの方に画像が作用します(色のあるテクスチャを使いたいときは[ブラシ])。

テクスチャペイントモードでブラシ用テクスチャとして選択する

読み込んだ画像をブラシに設定します。

  1. テクスチャペイントモードにする。
  2. サイドメニュー > ツール > ブラシ設定 > テクスチャマスク > 読み込んだテクスチャを選択する。
  3. [マスクマッピング]は、[ビュー平面]にする。
  4. [レーキ]は有効にする。
    • テクスチャがブラシに沿った回転をします。

ブラシ設定

Blenderのテクスチャペイントのブラシ設定は、下記のように使います。

  • マッピングは基本的に[ビュー平面]
  • [ストローク方法]は基本的に[スペース]
    • 基本的に10%です。
    • 1%だとブラシ描画が重くなるので2,3%程度にします。
    • ブラシの間隔が開きすぎている時は低くします。
    • 濃いブラシテクスチャだと、ディティールが潰れないようにあえて20%などにすることもあります。
    • [アンカー]は、決まった位置にスタンプを貼るような使い方において便利です。
      バンプマップ用テクスチャを描く時に利用します。
  • [レーキ]
    • 基本的に有効にします。
    • テクスチャがブラシに沿った回転をします。
  • [ランダム]
    • 点々のような散布するテクスチャのときは、ランダムを有効にします。
    • あえて[ランダム]は使わないことでまた違ったストロークのブラシにもなります。
  • [減衰]
    • テクスチャ感を出したいなら基本的に [一定 ( 冂 アイコン) ] にします。
    • 柔らかくしたいなら[スムーズ]にします。
    • ソフトブラシにしたいときは、[リニア]の左点を10%以下に弱くします。
  • [補正] (ストロークの安定化)
    • きれいにな線を書きたいときは必要です。
    • そうでない時は、描画が遅れるので基本的に不要です。

Tx Layer

ブラシは、Tx Layerアドオンにも内蔵されています。
このアドオンには、ブラシテクスチャを一括読込みする機能があり、1つ1つ読み込む手間を省くことができます。

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