閃刀姫の細かなテクニックを紹介する。
もくじ
閃刀魔法
リンケージ
通常魔法をコストにする
通常魔法の発動にチェーンしてリンケージを打ち、それをコストにすることで、ノーコストでリンケージを打つことができる。
泡影回避
カガリは泡影をよく食らうので、チェーンしたリンケージでカガリをコストにすれば、泡影から逃げることができる。
墓地魔法数を稼ぐ
閃刀魔法の発動にチェーンしてリンケージを打ち、それをコストにした場合、そのカード自身も墓地に行くため墓地魔法数が1つ多くカウントされる。
マルチロールで回収した閃刀魔法はコストにできない
マルチロールで回収した閃刀魔法をリンケージのコストにすること自体は可能だが、場から離れたら除外されてしまう。
そのため、「墓地へ送る」という処理が行われないので、閃刀姫の召喚をすることができない。
アンカー
リンケージ + アンカーで相手モンスター除去
リンケージ1 > アンカー2とチェーンを組むと、相手のモンスターをアンカーで奪い、即座にリンケージのコストに使って墓地に送る事ができる。
破壊せずにアンカーで除去する
アンカーでコントロール奪取した後ジークなどのリンク素材にすれば、キトカロスのようなモンスターでも安全に除去することができる。
相手の高打点をこちらのアタッカーにする
相手の高打点モンスターを奪取してライフを取ったり、他のモンスターを殴り倒す。
閃刀姫の基本打点が非常に低いので重要なテクニック。
連続で打つことで複数体奪取できる
閃刀魔法は場が埋まると発動できない制約があるが、同一チェーン上で一気に発動すればその数だけこちらの場にモンスターを増やせる。
(アンカー・シャークキャノン・リンケージ・ホネビなど)
複数枚あってもコントロール奪取は実質1度しか行えない
コントロール奪取するとモンスターゾーンが封鎖されてしまうため、複数枚のアンカーがあっても実質的に1体しか効果無効+奪取の強い妨害を当てることができない。
マルチロール
エンド時に閃刀魔法を空打ちして、墓地閃刀魔法をセットする
シズクはエンド時に閃刀魔法をサーチできるが、それをすぐさま次ターンに使うことができない。
しかし、マルチロールがある状況なら、ウィドウアンカーをシズク対象にあえて発動したり、シャークキャノンで相手墓地のうららなどをあえて除外することで、使ったそれらのカードを即座に再度伏せることができる。
マルチロールの処理後にシズクの処理を行う
シズクは墓地に同名が存在しない閃刀魔法をサーチするので、サーチしたいカードが墓地に落ちている場合はマルチロールで回収した後に、シズク効果を利用する。
その他
マルチロールにアクセスできれば、閃刀姫のリソースが太くなる。
マルチロールへのアクセスが早すぎると、サーチを妨害に割かなかった分相手への妨害数が減ってしまったり、逆に遅すぎるとこちらのリソースが枯渇してジリ貧になる。
状況をみてマルチロールにアクセスしたい。
他の妨害量で次ターンを凌げそうなら、盤面にリソースを過剰に置きすぎないというのは重要。
アフターバーナー
自分の閃刀姫に当てることでもバックを割れる
アフターバーナーを自分の閃刀姫に当てることで、追加効果で相手のバックを破壊することができる。
相手の場にモンスターがいなくてもバック除去することができる小技。
ジャミングウェーブも同様に、自分のセット魔法罠を破壊して相手のモンスターを対象を取らずに除去するという使い方ができる。
シャークキャノン
妨害モンスターを奪う
シャークキャノンで蘇生したモンスターは、攻撃できない代わりに効果無効にならない。
フェンリルやバロネスなどの相手の妨害モンスターをそのまま利用できる。
空打ちの速攻魔法として使う
シャークキャノンは速攻魔法の閃刀魔法であり、相手の墓地の誘発を対象にして発動すること自体はたやすい。
場にマルチロール・墓地にアンカーがある場合、シズクのサーチ先をシャークキャノンにすることでも墓地アンカーを構えることができる。
エリアゼロ
エリアゼロやリンケージと組み合わせて、レイにアクセスできるカード。
ランダムではあるが、三戦の号や羽根箒のような先攻で腐っているカードを閃刀魔法に変換することができる。
閃刀姫モンスター
閃刀姫リンク
メインの閃刀姫リンク3体の役割はほぼ決まっている。
- カガリ
- 墓地魔法回収で展開の伸ばす。
- ハヤテ
- バトルフェイズで殴って削りと墓地エンゲージを0確保する。
- シズク
- エンド時にリソースを確保する。
- カメリア
- モンスタ2体を出力できる状況でゆるく出せて、初動のエンゲージ確保ができる。
- 除去効果はエンド時にメインモンスターゾーンを封鎖してしまうため微妙?
- アザレア
- 出せれば何でも1破壊+モンスター効果破壊なので強い除去能力がある。
- リンクでしか出せず、光/闇2体なので案外出しにくいので活躍機会は少ない。
- ジーク
- 素材がゆるいリンク2なので、主にメインモンスターゾーンを開ける用途で使われる。
- 除外効果は一時除外だが、妨害持ちでなければ返しの自分ターンで処理するのはたやすい。
- 打点上昇効果によって、アンカーでパクった相手モンスターを処理することもできる。
レイ
相手の1500打点と相打ちする
相手モンスターと閃刀姫リンクを相打ちさせることで、相手のモンスターを除去しつつ墓地のレイを蘇生して追撃することができる。
これはティアラのレイノハート相手に起こりうる。
シズクなら、墓地魔法数を調整することで意図的に相打ちできるラインにする、という小技ができる。
ロゼ
主にリンケージの1000アップ条件を達成するために、ハヤテから墓地肥やしする。
相手のEXゾーンのモンスターを処理したら墓地から湧いて出る。
主にリンクテーマ対面で使える。
②の無効効果は対象を取らない無効なので、対象耐性を貫通できる。
ハヤテ
エンゲージを送る(初動)
ハヤテでエンゲージを落として回収し、好きな閃刀魔法をサーチするのが閃刀姫の基本的な動き。
- レイ召喚 > ハヤテ > ハヤテでダイレクトアタック > エンゲージを墓地に落とす > カガリでエンゲージを回収 > エンゲージで好きな閃刀魔法をサーチ
レイを送る(墓地蘇生で後続確保兼壁にする)
レイを墓地に送っておくことで、閃刀姫リンクが除去されても蘇生して壁にしたり、後続を確保できる。
ビーステッドに弱いので注意。
ロゼを送る(リンケージの打点上昇)
リンケージの1000アップ条件を達成するために、ハヤテから墓地肥やしする。
エリアゼロを送る
展開できていて墓地に送りたいカードがなく、墓地魔法数も足りていて暇な時、もう役割がないエリアゼロを墓地に送っておく。
シズク
1回だけの戦闘破壊なら相手ターンにシズクが出せる
墓地レイ + 場閃刀姫リンクの場合、相手モンスター1体から戦闘破壊されても、墓地のレイが蘇生できる。
エンド時にシズクに変身すれば閃刀魔法をサーチすることができる。
(このため、閃刀姫対面においては1体だけで殴るのは悪手とされている)
相手エンド時にシズクを出してサーチ
相手エンド時にリンケージを温存できた場合、シズクを出すことで閃刀魔法をサーチできる。
カイナ
リーサル回避
相手ターンに出して相手からの連続攻撃をしのぐ。
(相手が閃刀姫を殴る > 墓地レイ蘇生 > レイ効果でカイナに変身 > 相手1体を攻撃不可にする)
盤面処理しきれないモンスターの対処
相手の盤面をすべて処理しきれない時、カイナを出しておくことで次ターンのライフカットを遅らせる。
自爆特攻の防止
カイコロ状況下のように、場にモンスターがいると相手にとって邪魔なモンスターを釘付けにすることができる。
捨て札として使う
閃刀姫リンクを出しても除去されることが確定しているような状況では、用途があまりないカイナを出すことで他のリンク体のターン1召喚を温存できる。
カガリ
ヴェーラー/泡影を警戒する
閃刀姫で最も泡影を受ける箇所であるため、できることならバック除去したりリンケージを確保してからカガリを使う。
ヴェーラーを無駄に受けないように、相手の伏せ(墓穴)がない状況ではバトルフェイズにレイ効果で出した方がよい。
閃刀姫ミラーマッチの場合は非正規召喚する
閃刀姫ミラーマッチの場合、カガリを正規召喚するとシャークキャノンで墓地のカガリを盗まれてしまう。
リンケージやレイの効果により非正規で召喚すれば蘇生することはできなくなる。
ワンキル
連続リンケージ
レイ+リンケージで合計8000ダメージを出せる(1500+1500+2500+2500)。
- レイで攻撃(1500)
- レイ効果でハヤテに変身
- ハヤテで攻撃(1500)
- ロゼ墓地送り
- リンケージでカガリに変身
- カガリ効果で墓地リンケージ回収
- カガリで攻撃(2500)
- リンケージでシズクに変身
- シズクで攻撃(2500)
セレーネアクセス
ヴェーラーが手札/墓地にいる時、カガリ+モンスター2体(ヒータ)やレイ+モンスター1体(ダルク)でアクセスまで行ける。
- カガリ+モンスター1体でヒータ > 相手墓地のうらら釣り上げ → セレーネ → ヴェーラー蘇生 > 5300アクセス/2破壊
アンカーでコントロール奪取
レイ1体変身込みで3000ダメージを出せるので、2500以上のモンスター2体をアンカーで奪取、直接攻撃できればキルが取れる。
状況にもよるが、ワンキルができなくても相手の高打点モンスターを奪取して殴って、キルラインを下げておくのは、ライフカットが遅い閃刀姫では重要。
先攻での動き
先攻での理想の盤面は、シズク・墓地レイ・1~2アンカー・マルチロール・エンゲージの1ドロー。
マルチロールを経由する動きはシズクに泡影食らった場合きついので、もし止められても他の妨害が構えられる状況でやるとよい。
レイ初動やエリアゼロ墓地送り初動なら墓地にレイが置けて、魔法枚数を貯められるギミックがあれば1ドローしやすい。
初手にエンゲージ+初動があるならアンカーが2枚となる。
- リンケージでカイナを出す > なにかしらのモンスター1体召喚 >
- カメリアでエンゲージ墓地送り > カガリでエンゲージ回収 >
- エンゲージでマルチロールサーチして貼る > シズクに変身し、アンカーをサーチして即発動 > マルチロール効果でアンカーを回収する。
その他
自分の場のカードを除去する
アンカーで奪ったモンスターはしっかりとそのターン中に処理する必要がある。
リンク素材にする
カメリアは素材がゆるいので、奪ったモンスター+誘発モンスターやレイ/ロゼで閃刀姫リンクを出せる。
ジークは、閃刀姫を素材にする必要があるが、こちらの展開ができていれば出しやすく、追加で一時除外除去ができる。
リンケージのコスト
リンケージにチェーンしてアンカーで奪取することで、即座に奪ったモンスターを墓地送りする。
自爆特攻
上記のような手段での処理が難しい場合は、相手の他の高打点モンスターに自爆特攻することでも除去できる。
魔法枚数を貯める出張
成金ゴブリン
実質ノーコストでデッキ圧縮しつつ魔法を貯められる。
ただ、閃刀姫はライフを詰めるのが非常に遅いので、十分に動けている状況では発動せずリンケージやマルチロールのコストに使った方がよい。
魔導
下記の動きで、魔法を2枚貯めながら2ドローできる。
召喚権を割くので、レイの枚数は減らすといいかも。
バテルは2枚採用だと後で引いた魔導書が腐らないが、バテルスタートだとあまり強くない。
- グリモでバテルサーチ > バテル召喚でルドラサーチ > ルドラでバテルを墓地送りし2ドロー。
勇者
召喚権を使わずに魔法を2枚貯めながらカメリアを出せる。
初動にも打点にもなるのが強み。
- アラメシア発動 > 勇者トークンと旅路貼る > 水使いをサーチして1枚捨てて、水使いを特殊召喚 > ドラコバックサーチして装備 > リンクスパイダーに変換 > 2体でカメリアを召喚し、エンゲージを墓地送りしてカガリで回収。
トライブリゲードロアー
自分の場にリンクがいる場合、1体対象にして発動。
トライブリゲードカードをデッキ/EXから墓地送りし、それがモンスターカードなら打点0・魔法なら効果無効・罠なら手札バウンス。
速攻魔法。
EXのブーケファルスを送れば、ガルーラで1ドローしながら1枚墓地魔法を貯めることができ、同名のトライブリゲードロアーなら無効妨害しながら2枚墓地魔法を貯められる。
後手除去札
サンダーボルト・羽根箒・三戦・号など、使うことができれば大きくアドを取りつつ魔法枚数を1枚貯めることができる。
閃刀魔法は後手で強いアフターバーナーやアンカーもあるので、後手型にする意味はある。