Blenderでは実質2つのマテリアルスロット設定を切り替えることができる。
もくじ
やり方
- プロパティ → マテリアル → スロットリストの右下のアイコン
- オブジェクトデータを、オブジェクトに変更する
仕組み
マテリアルが関連付ける対象は、[オブジェクトデータ]と[オブジェクト]の2つがある。この、本来は別の用途で用意されている機能を利用している。
オブジェクトデータ
メッシュなどのオブジェクトの中身。Alt + Dでのリンク複製をした上記画像のリボンのメッシュのどれか1つをマテリアルを変更しても、すべてのリンクオブジェクトのマテリアルが変更される。
オブジェクト
設定をオブジェクトに変更すると、リンクしたオブジェクトでも別のマテリアルを持つことができる。
参考画像のリボンは、すべて同じメッシュデータ。 オブジェクト設定にすると、同じメッシュデータでも別のマテリアルを持つことができる。
用途
FreeStyleのライン色をオブジェクトごとに変えて出力するためのマテリアル割り当てと、テクスチャペイント用に書き出しするマテリアル割り当てを、同じオブジェクトのまま分けて使うことができる。