質感やモデルの凹凸を確認したい時に、ライティングを回転させたい時がある。
Blender2.8でのシェーディング・ルックデブ・レンダーなどの各ビューでのそれぞれの回転方法を紹介する。
もくじ
ビューポートの照明を回転する
右上のシェーディング詳細項目にある、 [回転] の値をいじることで、ビューポートの照明を回転させることができる。
欠点
下記のような欠点があるので注意。
- 縦軸の回転しかできない
- 回転は-180 から 180度までになっており、Substance Painterのように1周以上を超えるループ操作ができない
シェーディングをより詳細にいじる場合
より詳細に編集したい場合は、 設定 → 照明 → エディター → スタジオライトを編集 の、 方向などをいじる。
照明の角度・ハイライト有無や色などを詳細に設定することができる。
この設定はシェーディングビューにのみ反映される。
Matcapやルックデブビューには反映されないので注意。
- 設定 → 照明 → エディター → スタジオライトを編集を有効化
レンダービューの背景を回転させる
ワールドのノードにマッピングノードを追加し、回転の値を調整することで回転させることができる。
ちなみに縦回転は Z の値を調整する。
- 追加(Shift + A) → ベクトル → [マッピング]ノードを追加
- 追加(Shift + A) → 入力→ [テクスチャ座標]ノードを追加
- 背景画像ノードのベクトルに、[マッピング]ノードを接続
- マッピングのベクトルにテクスチャ座標の[生成]を接続
- [マッピング]ノードの [回転] の値を調整