
烙印ビーステッドの展開や採用カードを紹介する。
引いたカードの組み合わせによって展開が変わって面白いデッキである。
もくじ
まえがき
一口に烙印ビーステッドと言っても、プレイヤーの好みによって採用カードや最終盤面がかなり変わる。
記載するのはあくまで自分の思うデッキ構成の展開や最終盤面なので、話半分に読むとよい。
デッキ

マスター1到達まで使用した融合派兵型烙印ビーステッド。
- 初動9枚
- 誘発7枚(+ビーステッド3枚)
- アルバス3枚
- 融合派兵3枚
- 深淵ルベリオンは1枚採用
- 特殊な展開用のカードはできる限り最低限にしている。
融合派兵
融合派兵の感触が中々よかった。
「召喚権以外の手数」として使えるだけでなく、アクアドルフィンによってうららで止まってしまう問題を解決できた。
- カルテシアでアルベルに対する泡影ケア。
- アクアドルフィンでピーピングハンデスしながら墓地の烙印魔法罠を回収うららケア。
- アルバスで相手と融合。
- アルバスは無効も単体除去もモロに食らうので、基本的に止められるものだと考える。
- アルバスorカルテシアを呼んで、素引きした方と融合。
- 烙印融合を素引きしていなくてもアルバス + 融合派兵orカルテシアで最低限ミラジェイドになれる。
アルバス3積み
途中からアルバスの素引きが結構ありだと感じてきたので3枚採用。
- アルバス + カルテシアで最低限動ける。
- 赫やリンドブルム墓地効果の条件を満たせる。
- 基本展開をするとアルバスが墓地にいないので、素引きしてルベリオンで捨てれば構える妨害の選択肢が増える。
- 墓地のアルバスが除去されても、素引きしていればケアできる場合がある。
- アルビオン融合効果にチェーンして相手のビーステッドやムドラケルドウで墓地のアルバスを戻されても、アルバスを素引きしていればそのまま融合することができる。
- デッキ内のアルバスの残り残数を気にしなくていい。
- 復烙印やルベリオンでアルバスをデッキに戻す動きを積極的にしなくても良くなる。
- 2枚採用だとアルバス素引きがきつい。
- アルバス素引きした場合、もしルベリオンでの除外アルバス回収効果が阻止されると手札のアルバスは3ターン目の烙印融合のために温存しなくてはならず、使える札ではなくなってしまう。
プレイング
プレイングとしては、とにかく相手はうららを絶対持っている想定で動くのが重要に感じた。
また、途中から闇属性の墓地依存するデッキと当たるのも少なく感じてきたので、ビーステッドは誘発として考慮せず、使えればラッキー程度に考えるようにした。
2023年9月シーズンでのマスター1到達構築

烙印融合1枚制限になったが、全然気にならないし強い。
深淵ルベリオンを3枚・サロニールを2枚にし、より烙印融合だけに依存しない手札になりやすいようにした。
うららを弾くためのアクアドルフィンギミックは不採用とした。
また、失烙印が強さを理解したので、黒衣竜・フュリアスと合わせて採用した。
アナコンダは、確かにアルバス + ビーステッドなどの本来何も起こらない手札の時に活かせたが、そう多くもないのでなくてもいいかも?
クエリティスは、マスカレイドと入れ替えで採用。ルーンが少なく他対面で出してもちょっとした嫌がらせ程度にしかならないので、壁として機能しやすいクエリティスにした。
レナトゥスは、ドラリンが増えたので入れてみたが、烙印を再度握り始めたのがちょうどピュアリィ新パック発売後だったせいか1度も当たらず。
EXはほぼピン採用でクシャトリラユニコーンに弱く見えるが、ミラジェイドを除外されることが多く、案外刺さらない(ミラジェイドは展開しきらないと出ないので、展開が許されてる時点でミラジェイドを出さなくても勝てる)。
展開
烙印ビーステッドでは、烙印融合からアルビオンを召喚し、深淵ルベリオンでリリースして墓地に送る、という動きが基本となる。
この動きで、烙印追放と烙印の獣を確定で構えることができる。
(過去の烙印デスピアでは、無意味にミラジェイド効果を使わないと先攻でアルビオンサーチを使いづらかったが、烙印ビーステッドでは展開が変わった)
烙印融合 + ビーステッドの2枚初動では、リンドブルムを出せるので強い展開となる。
キット・気炎・スプリンド・バスタード・黒衣竜などの採用で、より多彩な展開ができる。
代替カード
下記ように置き換えて考えられるので、素引きの組み合わせは色々。
- 開幕 / アルベル / キット → 烙印融合
- サロニール墓地送り → 深淵ルベリオン
- 融合派兵 → カルテシア
- 融合派兵 → アルバス
- 失烙印 → カルテシア・アルバス・キット・メルクーリエ・黒衣竜
- マグナムート → エンドフェイズにアルバス
烙印融合1枚(基本展開)

妨害
- 烙印の獣(メインでのみ使える1破壊)
- 副烙印(毎ターン光闇除外時に1ドロー・ビーステッド蘇生で烙印の獣コストの確保)
- もしくは烙印追放(盤面融合での除外除去)
- ミラジェイド(モンスター1除外)
- アルベルorキットor竜魔導など、素材となる闇モンスターがいる場合のみ。
展開
- 烙印融合を発動する。
- アルバス・深淵ルベリオンを墓地送りし、アルビオンを召喚する。
- アルビオン融合効果は、余裕がなければ破棄する。
- 後述
- アルビオンをリリースして墓地に送りつつ、深淵ルベリオンを召喚する。
- アルビオン効果で、烙印の獣を置く。
- エンドフェイズにて、墓地アルビオン効果で、烙印追放or赫の烙印をセットする。
アルビオンでの融合
下記の状況なら、アルビオンでの融合効果で融合体ルベリオン → ミラジェイドを出す。
- 余っている闇モンスターがいる。
- アルベル・キット初動などは素材が足りる。
- 手札にカルテシアがいない。
- カルテシアが居るなら墓地からアルバスが消える前にカルテシアを出したい。
- 切れる手札コストがある。
烙印融合 + ビーステッドなんでも1体
条件は、烙印融合 + ビーステッドなんでも1体。
ビーステッドがサロニールなら、+ 復烙印となる。
展開
- 烙印融合を発動する。
- アルバス・メルクーリエを墓地送りにし、リンドブルムを召喚する。
- ビーステッドで墓地のメルクーリエを除外し、召喚する。
- メルクーリエ効果で、カルテシアをサーチする。
- 墓地にアルバスがいるので、カルテシアを特殊召喚する。
分岐①:リンドブルム + グランギニョル + 烙印の獣
召喚したビーステッド以外の融合素材が用意できる場合。
この場合はアルビオンを墓地送りできない。
- カルテシアと余った融合素材で、グランギニョルを召喚する。
- グランギニョル効果で、サロニールを墓地に送る。
- サロニール効果で、深淵ルベリオンを墓地に送る。
- 深淵ルベリオンを、出したビーステッドをリリースして蘇生する。
- 深淵ルベリオンで、烙印の獣を貼る。
- ビーステッドがサロニールなら、追加で復烙印も貼れる。
分岐②:リンドブルム + グランギニョル + 赫の烙印(ミラジェイド)
切れる闇/光素材がなく、手札コストを払える場合。
烙印追放は、蘇生条件を満たした融合体を用意できないので、構えることができない。
- カルテシアと召喚したビーステッドで、グランギニョルを召喚する。
- グランギニョル効果で、アルビオン墓地送りする。
- アルビオン効果で赫サーチし、即発動する。
- グランギニョルとアルバスで、ミラジェイドを召喚する。
- 赫を温存して相手ターンガーキマと択にもできる。その場合は、増Gor墓穴or素引きビーステッドが重い。
竜魔導の守護者 + ビーステッド

もし[竜魔導の守護者]初動だった場合、場にアルバスを用意できるので、深淵ルベリオンを墓地に送りつつ①の展開ができる。
その上、場に余剰のドラゴン族が残るので、獣の破壊効果が3ターン目も使えるようになる。
妨害
- リンドブルム(EXモンスターの効果無効&バウンス)
- グランギニョル(デスピアン・プロスケニオン)
- 烙印の獣(メインでのみ使える1破壊)
- 烙印追放(盤面融合での除外除去)
- 獣コスト用のビーステッド
展開
- 竜魔導の守護者で、墓地のアルバスを裏側守備表示で蘇生する。
- カルテシア効果で、カルテシア + アルバスを素材にアルビオンを召喚する。
- アルビオン効果で、墓地のカルテシア + 竜魔導の守護者を素材にグランギニョルを召喚する。
- 盤面が埋まるので、グランギニョルかリンドブルムはEXゾーンに出すと良い。
- グランギニョル効果で、サロニールを墓地に送る。
- サロニール効果で、深淵ルベリオンを墓地に送る。
- 深淵ルベリオンを、アルビオンをリリースして蘇生する。
- もしビーステッドがサロニールなら、復烙印と烙印追放の択となる。
その場合はリソース重視の盤面となり、相手ターンに獣のコストでアルビオンを墓地送りすれば、3ターン目のリソースとなる。
- もしビーステッドがサロニールなら、復烙印と烙印追放の択となる。
- 深淵ルベリオンで、烙印の獣を貼る。
- エンドフェイズ時に、墓地アルビオン効果で、烙印追放をセットする。
カルテシア + 烙印融合

このルートは、カルテシアが烙印融合前に場に出せることが条件なので、カルテシア + 烙印開幕でも同じとなる。
途中に出る融合体ルベリオンを、グランギニョルの素材に使う動きをする。
妨害
- ミラジェイド(1モンスター除外)
- グランギニョル(デスピアン・プロスケニオン)
- 烙印の獣(メインでのみ使える1破壊)
- 復烙印(orメルクーリエ)
- 烙印追放(盤面融合での除外除去)
展開
- カルテシアを召喚する。
- 連続融合するので、先にカルテシアを場に出しておく必要がある。
- 烙印融合を発動し、深淵ルベリオンを素材にアルビオンを召喚する。
- アルビオン効果で、融合体ルベリオンを召喚する。
- カルテシア効果で、融合体ルベリオンを素材にしてグランギニョルを召喚する。
- 融合体ルベリオンがミラジェイド召喚の素材となって消える前に使うことで、無駄なく融合できる。
- 融合体ルベリオン効果で、自身を素材にミラジェイドを召喚する。
- グランギニョル効果で、サロニールを墓地に送る。
- サロニール効果で、復烙印を墓地に送る。
- 深淵ルベリオン効果で、烙印の獣を置く。
- エンドフェイズにて、烙印の獣効果で復烙印を場に置く。
- エンドフェイズにて、墓地アルビオン効果で、烙印追放をセットする。
サロニール + カルテシア (烙印融合1枚初動と同じ)
墓地に烙印融合と烙印断罪を落とす動きをして、烙印融合1枚初動の動きとなる。
この動きを再現しやすいよう構築をすることで、より烙印融合のアクセス手段を増やすことができる。
(サロニール3・融合派兵3・深淵ルベリオン3・カルテシア2など)
展開
- カルテシアを召喚する。
- カルテシア融合効果で、カルテシア + サロニールでグランギニョルを召喚する。
- サロニール墓地効果で、烙印融合を落とす。
- グランギニョル効果で、 黒衣竜を落とす。
- 黒衣竜効果で、烙印断罪を落とす。
- 烙印断罪効果で、墓地の烙印融合を回収する。
- これで烙印融合1枚初動の動きとなる。
烙印融合 + 深淵ルベリオン
正確には、烙印融合 + 深淵ルベリオン + アルベル/キット初動や余った光/闇モンスターで可能。
深淵ルベリオンを烙印融合で送る必要がないので、カルテシアを墓地送りにできる。
妨害
- 烙印追放+ グランギニョル
- または赫の烙印か、赫即使用でミラジェイド + 1ドロー
- 烙印の獣
- 復烙印
展開
- 深淵ルベリオンでマグナムートをサーチする。
- 烙印融合を発動する。
- アルバス・カルテシアを墓地送りにし、アルビオンを召喚する。
- アルビオン融合効果で、グランギニョルを召喚する(墓地カルテシア + 余った光/闇モンスター)。
- グランギニョル効果で、サロニールを墓地に送る。
① 分岐
- サロニール効果で、復烙印を墓地に送る。
- アルビオンをリリースして墓地に送りつつ、深淵ルベリオンを召喚する。
- 深淵ルベリオン効果で、烙印の獣を置く。
- エンドフェイズにて、カルテシア効果で、自身を回収する。
- エンドフェイズにて、烙印の獣の効果で、復烙印を場に置く。
- エンドフェイズにて、墓地アルビオン効果で、烙印追放or赫の烙印をサーチする。
- 赫なら、ミラジェイドを立てれば1ドローできる。
② 分岐:アルバス手札 & 烙印の剣の採用orカルテシア素引き
カルテシアを回収して手札から出し、ミラジェイドを立てられる。
マグナムートのエンドフェイズサーチ効果でもアルバスを手札に抱えられるので、相手ターンにミラジェイドを立てられる。
- サロニール効果で、烙印の剣を墓地に送る。
- 烙印の剣墓地効果で、カルテシアを回収する。墓地にアルバスがいるので、カルテシアを自己SSする。
- カルテシア融合効果で、グランギニョルとアルバスを素材にしてミラジェイドを召喚する。
- アルビオンをリリースして墓地に送りつつ、深淵ルベリオンを召喚する。
- 深淵ルベリオン効果で、烙印の獣を置く。
- エンドフェイズにて、墓地アルビオン効果で、烙印追放or赫の烙印をサーチする。
カルテシア + アルバス (烙印融合を使わない)
烙印融合を使わなくても展開できるという点が偉く、烙印融合が止められた場合でも展開できる。
妨害
- グランギニョル
- 烙印の獣
- 烙印追放or赫の烙印or復烙印
展開
- 融合派兵でカルテシア(orアルバス)を召喚する。
- カルテシア効果で、アルバスとカルテシアで、アルビオンを融合召喚する。
- アルビオン効果にて、墓地アルバス・カルテシアでグランギニョルを融合召喚する。
- グランギニョル効果で、サロニールを墓地に送る。
- サロニール効果で、深淵ルベリオンを墓地に送る。
- アルビオンをリリースして墓地に送りつつ、深淵ルベリオンを召喚する。
- 深淵ルベリオン効果で、烙印の獣(or復烙印)を置く。
- エンドフェイズにて、墓地アルビオン効果で、烙印追放or赫の烙印or烙印の獣をサーチする。
失烙印 + 烙印融合 + カルテシアor深淵ルベリオン

カルテシアを場に残してターンを渡した場合、相手ターンにグランギニョル + アルバスでミラジェイドを立てることができる。
グランギニョルの融合素材に場のカルテシアを消費せず、場に残したままターンを渡す・手札にアルバスを抱えることが条件。
どのカードもサーチ手段は多いので組み合わせが多く、これができる初手札や展開例は一概には言えない。
失烙印ならアルバスをサーチしつつ相手ターンでもアドが取れるので、あえて相手ターンにミラジェイドを出す価値は高い。
妨害
- 相手ターンにミラジェイド
ミラジェイドが立てば、1除外からリンドブルム落とし → アルバス蘇生から融合効果まで行け、失烙印のサーチもできるので、旨味は大きい。
- カルテシアを召喚し、墓地や手札だけでグランギニョルを融合召喚する。
アルバス確保手段
- 失烙印でサーチする。
- アルビオン融合効果で除外されたアルバスを融合体ルベリオンで回収せず、サロニールで落とした烙印の剣で除外から回収する。
- バスタード・ブリガンド・スプリンドなどのアルバス融合体の墓地効果を使ってサーチする。
- アルバスを3積みして素引きを狙う。
- マグナムートのエンド時サーチ。ビーステッド確保以外の活用手段として活かせる。
深淵ルベリオン + 通常召喚できるモンスター (アナコンダ展開)
妨害
- ミラジェイド。
- ミラジェイド効果使用後に、リンドブルムによる擬似フリチェ融合除去。
- 烙印融合の後続確保。
展開
- 深淵ルベリオン効果でサロニールをサーチする。
- 深淵ルベリオンを除外して、サロニール特殊召喚する。
- 適当なモンスターを通常召喚する。
- 2体でアナコンダを召喚する。
- サロニール効果で烙印断罪を落とす。
- アナコンダ効果で烙印融合を落とし、ミラジェイドを召喚する。
- 烙印断罪で烙印融合を回収する。
- 回収は温存してピュアリィやラビュリンスのチェーン重ね妨害をしても良いかも。
小ネタ
融合素材について
深淵ルベリオンは光/ドラゴンなので、ほとんど融合素材にできない。
グランギニョルも光/魔法使いなので、[融合モンスター]素材としてしかドラゴスタペリアの素材にできない。
烙印はなんでも融合できそうに思えるがしっかりと素材指定があるので、よく考えてから融合を発動すること。
闇モンスター系のデッキ相手であれば、超融合や烙印追放でスターヴやスタペリアを出しやすいのだが、それ以外のテーマだと超融合を使ってのガルーラ・ドロゴンくらいしか吸える融合体がいない。
弱点
うらら
烙印融合を止められることがピンポイントに弱点なので、うららが非常によく効く。
烙印融合を使用しない合わせ引き展開ができるように構築したり、烙印融合を介さずに展開できるならあえてそちらの選択するのもあり。
ティアラと混ぜることでうらら避けに使うことができるが、ティアラを入れるならティアラ割合が高い方が強いので微妙ではある。
キモイルカでうららケア
Nアクアドルフィンは融合派兵から出すことができ、1手札コストでピーピングしながらモンスターをハンデスすることができる。
場にアクアドルフィンのみなら打点600以下、アルベルがいるなら1800以下のモンスターをハンデスできる。
カルテシアの登場で融合派兵を採用する理由が増えたので、アクアドルフィンも採用しやすい。
烙印融合の発動前に「相手の手札を見れる」のが強く、相手のデッキタイプや手札によって出す融合体や妨害の打ち所をある程度変えられる。
- ビーステッド持ちならアルビオンではなくルベリオン
- ふわん相手ならミラジェイドではなくドラゴスタペリア守備
- ルーン相手ならマスカレイド
- エンド時アルビオンで開幕サーチ > 開幕 > アルベル召喚で赫サーチ > 赫発動 > マスカレイド
- 墓穴持ちなら烙印追放ではなく烙印断罪など
■ 欠点
- その他の誘発について、Gは先に使われてハンデスできず、泡影は除去できずに食らってしまう。
- 手札コストが重い。
- 融合素材にならない。
アルベル召喚後に使うとティアラやイシズを破壊してしまう裏目がある。
600~1800の打点は破壊できないようにアルベル召喚前に使うといいかも。
一応破壊できない打点の高い他のモンスターを選択できれば、あえて不発にすることはできる。
ティアラ人口が少ない時間帯なら1ハンデスする方が大きなアドバンテージなので、アルベルを召喚してから使用する。
相手のビーステッド

アルビオン融合効果発動時にアルバスを除外すると、強制的にルベリオン以外の意図しない融合をしなくてはならなくなる。
すると大抵の場合、闇 + アルビオンでドラゴスタペリアを出すことになってしまう。
結果、墓地の深淵ルベリオンを出せず、アルビオンの墓地効果も利用できなくなるので、ドラゴスタペリアの1妨害で返すことになる。
そのため、ビーステッドがよく効く。
その他にも、単純にメイン1終了前にアルビオンを除去されることも痛い。
次元障壁
ラビュリンスの使う次元障壁は障壁ループが可能なので、サーチされてターンを渡したらほぼ負け。
1度サーチされると次ターンに姫効果で墓地から次元障壁を回収される。
闇のデッキ破壊ウィルスも同様に敗北に直結する。
また、ラビュリンスの姫は、ミラジェイドを成立させないと中々突破できない(対象耐性/破壊耐性で烙印の獣も効かない)ので、満足に展開できないと姫だけでも除去できずにターンを渡してしまう。
なるべく剣姫効果にビーステッドなどをチェーンしてサーチ効果を使わせないようにすること。
自分ターンに落とした烙印断罪の回収効果を温存しておいて、チェーン重ね妨害をいつでもできるようにするのも手。
打点が微妙に足りない
ほとんどの高レベルモンスターの打点は2500で、ミラジェイドのみ3000なので、3000打点が多く並んでいる盤面だと処理しにくい。
烙印融合1枚では、烙印融合 > アルビオン > ルベリオン > ミラジェイドで、総打点5500にしかならないので、ワンキル力が低い。
キルにはビーステッドやカルテシア(グランギニョル)などの2500以上の打点が必要になる。
ワンキルができない場合は、ミラジェイドを自爆させて更地にするのが手っ取り早い。
打点要員
プロスケニオンは、3000のエースモンスターを殴ることができ、効果で3300ダメージは期待することができる。
出す難易度は高いが、アルベル + カルテシア(派兵や開幕で烙印融合より先に出す)なら、盤面でカルテシア効果で融合(アルベル・カルテシア・アルビオン)しつつ、アルビオン効果でミラジェイドと並んで出せる。
スターヴヴェノムフュージョンドラゴンは、高打点相手にも殴り勝つ事ができる。
打点上昇に指定したモンスターとの戦闘では2800しかダメージは通せないが、ミラジェイドでその指定したモンスター除去すれば、打点分のダメージを直接攻撃できる可能性がある。
3000指定なら5800になり、ミラジェイドと殴ればキルが取れる。
全体除去
烙印は全体除去に弱い。
テーマ内に万能無効妨害がないので、特に拮抗勝負に対して弱い。
万能無効を立てることで対策することはできる。
烙印ではバロネスのような融合以外のカードは使えないので、融合縛りの中で無効系カードを見つける必要がある。
グラファ
モンスター・通常魔法・通常罠の効果が、「選んで捨てる」効果となる実質万能無効。
永続罠・速攻魔法は止められない・自分の手札がないと使えないので注意。
- 烙印融合前にグランギニョルを出し、ドロドロゴン墓地送りする。
- (ドロドロゴンは素材代用になれる)
- アルビオンやルベリオン、闇ティアラなどの融合効果でドロゴンを素材にする → グラファを召喚する。
■ 必要カード
- グラファ
- ドロドロゴン
ティアラメンツ・クライム
キトカロスのサーチで、万能無効のクライムをサーチする。
クライムだけを目当てに考えると、ギミックの必要枚数が多くなりがち・モンスター手札コストが必要なのが欠点。
- 融合派兵 > カレイドハート見せ > レイノハートを召喚する。
- ティアラ1体墓地送り > キトカロス融合召喚 > クライムをサーチする。
■ 必要カード
- 派兵 2~3
- レイノハート 1
- 闇ティアラ 1~2
- クライム 1
- キトカロス 1
- カレイドハート 1
上振れた場合は過剰に魔法罠を伏せない
拮抗以外裏目がない状況になったら、墓穴などは多く伏せずにリソースを温存する、というやり方がある。
拮抗されたら、ミラジェイドは自己除外してアルビオンを落としておき、リンドブルムがいるならリンドブルムを残す。ミラジェイド単騎ならミラジェイド残し。
ティアラのついでにメタられやすい
2023年7月シーズンあたりのマスターデュエルのランクマでは、ティアラが未だにトップにいる。
烙印はトップメタであるティアラとデッキの性質が同じで、ついでにメタられやすい 。
さらに、ティアラメタであるビーステッドの回避として闇・光以外の属性のテーマも増えてきているため、ビーステッドが妨害になりづらい。
完全耐性
烙印は、除去を受けない高耐性高打点を突破することが難しく、アライバルやノアールのような完全耐性で詰む。
ただ、単なる高打点であれば融合スターヴの打点上昇で突破できる。
サイコエンドには自爆特攻ライフ減らしから除去でもいいが、ミラジェイドのエンド時全破壊が効く。
ノアールには、守備で置かれるのでミラジェイド自爆先の打点がなく、そもそもデッキバウンス除去されるのでミラジェイドは無意味。
ノアールは、こちらも高打点高耐性のサイコエンドを出すという手段で突破できる可能性がある。
(グランギニョルからデストルドー落とし → 4指定3チューナー化 → ☆8の融合体とシンクロ → 7500サイコエンド)
ただ、融合縛りを付けずにノアールの妨害を受けながらサイコエンドまで行くとなると相当要求値が高い。
フェンリル + カルテシアの方がまだいけそうだが、疑似完全耐性なしとなる。
リンク
キット・気炎・スプリンド・バスタードなどの採用で、より強い展開ができる場合がある。
カード紹介
各カードの紹介はこちら。