もくじ
効果モンスター
アルバス
- 手札コスト1で、相手のモンスターと融合する。
- EXモンスター・闇・光・2500以上・☆8以上・獣/鳥獣/獣戦士・ドラゴンなど。
烙印融合の素材として、少なくとも2枚は入れておきたい。
(1枚採用だと、展開が途中で止められた場合に次の烙印融合が使えなくなってしまうため)
墓地にアルバスがいるとリンドブルム墓地効果が使いやすくなる・カルテシア + アルバスで動けるので、素引きする旨味もある。
そのため、3積みも選択肢としてはあり。
カルテシア
- 互いのメイン中に、☆8以上を融合。
- アルバスが場か墓地にいれば、特殊召喚できる。
- エンド時に、そのターン自分の融合体が墓地に行っているなら、墓地から回収。
烙印ビーステッドにおいて重要な存在。
エンド時の回収は、3ターン目のリソースや手札コストになってくれる。
うまくターンが回れば半永久的に毎ターン回収できる。
融合効果は(メインのみだが)フリチェなので、カルテシアを先に出しておけばアルベルの泡影回避に使える。
融合途中にルベリオンを素材に融合できると素材コストが浮く。
ティアラで採用した場合、ティアラの融合を起動したり、ビーステッドとシンクロしてバロネスになったりできる。
できるだけ召喚権はアルベルに割きたいので、自身の効果か融合派兵を使って出したい。
融合について
融合素材はカルテシアでなくてもいい。
カルテシアを含んだ融合での素材はアルバス・サロニールなどで、アルビオン・グランギニョルなどになれる。
カルテシアは光属性なので、ドラゴスタペリアやルベリオン・スターヴなどにはなれない点に注意。
ただ融合するだけでは妨害を立てることができないのは注意。
メルクーリエ
- アルバス融合体が場にいれば手札誘発で1モンスター効果無効。
- 除外されればアルバス関連(主にカルテシア)をサーチ。
烙印融合 + ビーステッドという手札で強く展開できる(リンドブルムを立てられる)ので、採用したい。
素引きしてもアルビオン効果で除外してカルテシアなどをサーチできる。
グランギニョルから作れる妨害用にブリガンドをいれてもよさげ。
悲劇のデスピアン(+ おろかな埋葬や封印の黄金櫃)
- 効果墓地送りでアルベルサーチ。
- 墓地効果で墓地の烙印融合を回収。
おろかな埋葬や封印の黄金櫃と合わせて初動にアクセスできるカード。
墓地効果での3ターン目のリソースとして残るのも偉い。
■ おろかな埋葬
あまりないが、おろ埋でアルバス(または黒衣竜)を落として、手札のカルテシアを特殊召喚する、というやり方もある。
■ 封印の黄金櫃
メルクーリエからカルテシアをサーチするという使い方もできる。
デスピアのアドリビトゥム
- 融合素材として墓地行き/除外されたら、デスピアor☆8以上の融合体を墓地or除外から蘇生。
- 場の効果は、すべての場のモンスター全員が自身のレベルx100上昇する起動効果。
主に、赫を使ってアドリビトゥム + ミラジェイドで、ドラゴスタペリアやガーキマを出しつつ、ミラジェイドを蘇生して除外効果を再度使えるようにする。
新たな妨害と立てつつミラジェイドの除外効果を再利用できるのが強い。
【烙印デスピア】の頃は必須カードだったが、烙印ビーステッドでは赫を構えられる状況になりづらい(墓地にアルバスorデスピアがいない)ため、赫が使いづらい。
そのため、アドリビトゥムも採用されないことが多い。
グランギニョルの墓地肥やし効果に余裕がある時は、このアドリビトゥムを落とせば強い妨害力のある赫を構えられる。
黒衣竜
- 手札入れ替え + 復烙印or断罪墓地肥やし。
- コストを手札から捨てた場合は自身を特殊召喚。
これをデッキに入れておけば、サロニール + カルテシアが動ける初動になる。
失烙印やメルクーリエからのサーチ先の選択肢になり、黒衣竜 > 烙印の剣 > メルクーリエ自身を回収できる。
基本的には烙印断罪を落とすのが一番無難。
発動時にチェーンして手札コストにすれば墓地に送れる
黒衣竜効果に烙印開幕やカルテシアなどをチェーンして黒衣竜を手札コストにすることで、デッキに戻さず墓地に置くことができる。
ドローはできなくなるが3ターン目に黒衣竜を再使用ができる。
これ以外何も引けていない時はアルバスを落とす
誘発で手札が埋まっている場合は、ドローでビーステッドを引ける可能性がある。
その時に墓地アルバス除外でビーステッド召喚+手札誘発召喚でアナコンダに行けるようにしておくとよい。
スプリガンズ・キット
- 1枚手札交換で烙印カードをサーチ。
手札コストが重いのでアルベルの下位互換という印象が強い。
ただ、墓地・除外からも烙印融合を回収できるので、1枚制限になってからその価値が強くなった。
エンドフェイズ超展開の際に使える。デッキに烙印の気炎・EXにスプリンドを採用する必要がある。
竜魔導の守護者と比べ、墓地肥やしできないという点は弱い。
竜魔導の守護者
- 1手札コスト後に烙印融合(or融合派兵)をサーチ。
- 融合素材モンスターを墓地から蘇生。
竜魔導の守護者 + ビーステッド初動にて、より強い展開にできる。
マグナムートでのサーチができる初動。
キットと違って手札を墓地送りできるので、闇モンスターを捨てれば後々融合素材に利用できる。
烙印融合しかサーチ先がないのと、コストで捨ててから発動するので、泡影受けが悪い。
ビーステッド
深淵ルベリオン
主に烙印の獣・復烙印を貼る。
1枚あればギミックとして機能するが、複数枚採用だと素引きして烙印融合に依存せずに烙印の獣という妨害を構えることができたり、サロニールに変えてカルテシア+サロニール展開がしやすい利点がある。
サロニール
烙印の潤滑油的存在。
墓地に落としたいカードは、大抵復烙印か断罪。
おろ埋やグランギニョルから深淵ルベリオンを墓地肥やししたい場合は、サロニールを経由することでお得に墓地肥やしできる。
カルテシア + サロニールで、黒衣竜・断罪と合わせて無理やり墓地から烙印融合にアクセスすることができる。
マグナムート
出るだけでアドを稼ぐ強カード。
サーチはエンドフェイズなので、次ターンにやりたい動きを想定してサーチ先を変えること。
先攻であれば、ドルイドブルムでワンキル阻止用にサーチしておく。
後攻であれば、相手ターンに出してエンド時に深淵ルベリオンをサーチし、効果でサロニールなどをさらにサーチ、マグナムートリリースで深淵ルベリオンを出すのが強い。
たまにアルバスや黒衣竜・直接サロニールなどをサーチすることがある。
ドラゴン族なら何でもいいということは覚えておくとよい。
ドルイドブルム
ドルイドブルムは、後攻時の盤面処理用、ワンキル防止の役割が多い。
破壊以外の除去・盤面外からの除去手段という点が偉いことがたまにある。
バグースカやトライヒハートの突破が可能。
烙印の盤面除去手段は、ミラジェイド・烙印の獣・フュリアスなどであり、それらを出すのは手間だが、その点ドルイドブルムは出しやすいのが偉い。
ただ、メインギミックには絡まない・素引きした深淵ルベリオンからでないとほぼサーチ不可なので、枠を空けたければ抜くのもあり。
バルドレイク
獣かさ増し用。
ビーステッドの種類を多く採用していれば、名称ターン1がかぶることなく多く墓地除外ができる可能性が上がる。
妨害効果は他にモンスターを要求しつつ受動的な妨害なので、狙ってやるのは難しいが、刺されば強い。
ギミックに絡まないので、よほどビーステッドが有効な環境でないと烙印では採用されないことが多い。
烙印魔法罠
烙印追放
- 墓地の☆8以上の融合体を蘇生。
- その後互いの場のモンスターを除外して融合。
烙印・ティアラ・スプライト・ラビュリンスなどの闇対面で、除外除去 + スタペリア or クエリティス or 闇2枚除去スターヴなどになれる。
ミラジェイドをサンダーボルトや壊獣などで除去されても蘇生できるので強い。
融合できるのは場のみなので、自分の手札は融合素材にできない点に注意。
蘇生制限に注意
蘇生対象はほぼ烙印融合で出したアルビオンか、除去されたミラジェイドやドラゴスタペリア。
融合モンスターを蘇生したい時は、正規の手段で召喚していないといけないので、EXから直接墓地に送られたモンスターは組成できない。
このカードは、融合召喚したのちに墓地送りされたモンスターが墓地にいる時に使うこと。
融合できるのはあくまで「☆8以上」の融合体
融合できるのはあくまで8以上の融合体なので、ガルーラ・ドロゴンなどは召喚できない点には注意。
ほとんどスタペリアかスターヴ、またはクエリティス/マスカレイドくらいしか出せないと思っていい。
赫の烙印
- アルバスorデスピアを墓地回収して融合する速攻魔法。
速攻魔法なのが偉く、泡影回避に使える。
ガーキマでバック2破壊ができる貴重な手段でもある。
烙印は必ずしもデスピアorアルバスが墓地にいる展開を行わないので、赫を使う時は墓地にデスピアが落ちる状況でのみ使うこと。
エンドフェイズ展開で使う
墓地アルビオン > 開幕サーチ > アルベル召喚 > 赫をサーチ > 赫で、墓地のアルバス + アルベル > 融合体ルベリオン > ミラジェイド、という動きをするのに赫が使える。
墓地のデスピア融合体は、対象に取れるが融合効果は使えない
クエリティスやプロスケニオンのような融合モンスターを対象に赫を発動することはできる。
ただ、「手札に戻す」処理を行えないため、「その後」の融合効果の処理ができない。注意。
烙印断罪
- 墓地の烙印魔法罠を回収。
- 特殊召喚カードを発動無効。
墓地回収
墓地回収について、余裕がある時に黒衣竜やサロニールで断罪を墓地送りしておくと3ターン目に烙印融合が発動ができる。
効果では基本的に烙印融合を回収するが、他の烙印魔法罠を再利用できる点も偉い。
基本的にピン採用だが、2枚採用にすることでリソースが太くなる。
特殊召喚効果の無効
効果による特殊召喚の無効がよく効く対面(ラビュリンスなど)に効く。
発動さえできれば烙印断罪が墓地に行くので、後続確保となり一石二鳥。
コストは重いが、効果使用済みのミラジェイドをコストにしたり、3ターン目以降にて落とした2体のアルビオンを回収しつつ妨害する使い方ができるとよい。
能動的に条件を揃えるなら、相手ターンにグランギニョル召喚からEX墓地送り + 前ターンに使ったアルビオンを戻すことで条件は達成できる。
烙印の獣
- ビーステッド(ドラゴン)をコストに、メインでのみ使えるフリチェ破壊。
- エンド時に墓地の烙印永続魔法罠を回収して置く。
バックにも干渉することができる準フリチェ破壊。
主に深淵ルベリオンから持ってきて貼る。
烙印の獣 + 復烙印 + 墓地にビーステッドが揃うとリソースの太いギミックとなれるので、余裕があるなら狙いたい。
これを相手に除去されると回収して発動するのにかなり手間がかかるため、ビーステッドギミックの出力がだいぶ落ちる。
リリースコストはドラゴン族
リリースコストはビーステッドではなく、ドラゴン族ならなんでもよい。
深淵ルベリオン以外のコストを用意できれば、3ターン目のリリースコストに余裕ができる。
- 初動に使った竜魔導の守護者を使う。
- 余ったEX墓地送り効果でアルバス融合体からアルバスを場に出しておく。
- 自身を融合素材にせず場に残った融合体ルベリオンを使う。
非常に素引きしたくないカード
他の烙印魔法罠は大抵素引きしても手札コストに切って墓地にいる意味があったり、回収して即使用ができたりするが、烙印の獣は手札コストにしても旨味がない。
素引きすると深淵ルベリオンで貼れないのですぐさま妨害にすることができない上、そのターンは墓地の永続魔法を再設置することができない。
復烙印
- 光/闇モンスターが除外されたら、それをデッキに戻して1ドロー。
- 相手が召喚・特殊召喚したら、ビーステッドを蘇生。
長期戦になると相互ターンで合計2ドロー + ビーステッド蘇生が太いリソースとなってとても強い。
蘇生できるのはあくまで深淵ルベリオン以外のビーステッドなのは注意。
使うなら能動的に除外してドローすること
光/闇属性が入っていないデッキ対面では自分で起動するしかないので、このカードを活かすには能動的に光/闇を除外する必要がある。
ドロー効果だけでなく、融合体をビーステッドで除外してEXに戻すリソース回収もできるのは覚えておくとよい。
ミラー復烙印ではターンプレイヤーが不利
互いのプレイヤーが復烙印を貼った場合、ドロー効果はターンプレイヤーが不利となる。
チェーン順がターンプレイヤー復烙印 → 非プレイヤー復烙印となり、ターンプレイヤーはドローできなくなる。
非プレイヤーが効果を使うまでは発動は温存すること。
烙印開幕
- 1手札コストで、デスピアをサーチor特殊召喚。
初動を太くするための必須枠。
速攻魔法という点が偉い。他に動ける札があるなら温存し、相手のGにチェーンして打つとよい。
数少ないドロバが効いてしまうカードなので、ドローフェイズに打つのもあり。
②の墓地破壊耐性は、暇があれば墓地肥やししておくとよい。
ラビュやルーン対面ではこれを積極的に墓地肥やしすることで、破壊による墓地家具起動阻止や輝く炎の破壊除去から守れる。
失烙印
- 融合効果が発動無効耐性を得る。
- 相手は融合召喚時にチェーンできなくなる。
- アルバス関連モンスターをサーチ。
- アルバス・カルテシア・メルクーリエ・キット・黒衣竜
チェーン不可が最強
1回でも融合が通れば連続融合でチェーン不可になるので強い。
チェーンON設定にして、融合召喚時にミラジェイド除外を即発動することで、確実に通るようになる。
融合召喚成功時にチェーンすればその他のカードも相手チェーン不可となるので、ムドラケルドウに確実に墓穴を通したり、うらら墓穴を食らわずGを投げたりすることができる。
発動無効
あくまでも「発動無効」のみ効かなくなるため、うららのような効果無効は普通に効く点は注意。
発動無効は、主にルルカロスに強く出れる。
その他の万能無効持ち相手の場合は失烙印自体を無効にされるので、単なる1妨害を受けたのと変わらないことになりがち。
ただ、妨害を打たせる力はあるので、1妨害をこれで踏むことができる、とも考えられる。
失烙印チェーン不可効果は、チェーン2以降の融合には適用されない
失烙印があるときは、融合はチェーンして行わないこと。
チェーンして融合すると、発動不可耐性が得られなくなる。
- (例)
- カルテシア → プロスケを召喚する。
- プロスケの召喚時に、失烙印サーチ効果1・チェーンで劇神蘇生効果2・さらにチェーン3で赫の烙印を発動する。
- ガーキマ召喚時効果1・アドリビトゥム効果チェーン2……
- ここで相手のルルカロスでアドリの効果が無効化された。
これは、時の任意効果と似たようなもの。
赫でガーキマを召喚 > 劇神蘇生効果 > 失烙印サーチ効果が適用……となるので、ガーキマの融合召喚時が最後の処理ではなくなる。
チェーン2以降の融合召喚は、着地しても「融合召喚成功時」のタイミングとして扱われないため、失烙印のチェーン不可効果は適用されずに相手がチェーンできるようになる。
失烙印を使う時は、これをよく覚えておく必要がある。
『融合召喚成功時に相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない』効果が適用されている状況で、チェーン2で融合モンスターを融合召喚した場合、チェーン処理後に効果を発動できますか?
烙印の剣
- 墓地の烙印魔法罠を除外して、打点2500のトークンを除外した数だけ召喚。
- 墓地効果で、除外ゾーンのアルバス関連モンスターを回収。
①の効果で墓地のアルバス関連モンスターを除外し、次ターンにそれを手札へ回収できる。
実際は①の効果を使用することはほぼなく、除外されたアルバス関連モンスターの回収がその役割。
アルビオン融合効果や、ビーステッドで除外したメルクーリエなどを回収したりできる。
烙印の気炎
- 手札と同種族をEXから墓地送りして、烙印関係をサーチ。
気炎の他に決まった種族の手札を要求するので少々発動しづらい場面もあるが、色々な展開ができるコンボカードとなる。
捨てる手札は、ドラゴン族であるビーステッドのサロニールや黒衣竜などだとよりアドが稼げる。
(黒衣竜効果にチェーンして墓地に送ると、ドローはできなくなるが、3ターン目以降にも使え、カルテシアの特殊召喚条件が満たせる)
サーチ先は、キット・アルバス・カルテシア・メルクーリエなど。
EX墓地送りは、ビーステッドならアルバス融合体(バスタード・融合体アルビオンなど)、カルテシアならグランギニョル。
- キットをサーチすることで、烙印融合にアクセスできる。
- スプリンド > キット召喚 > 気炎サーチ即発動 > アルビオンなど墓地効果持ちを送る……などのように、エンドフェイズ展開で使われる。
- EXからカードが離れるので、クエム起動に使える。
墓地送り対象はほぼドラゴン族か魔法使い族
手札の種族と噛み合う必要があるので、実際に使えるのはドラゴン族か魔法使い族である。
一応悲劇を墓地送りしたければ、天使族守備2500のエルシャドールネフィリムを入れることで落とせる(烙印はEX枠カツカツなので非現実的ではあるが)。
融合体
ミラジェイド
- フリチェ選んで1除外(使うと次ターン使用不可)。
- 相手に除去されたらエンド時全破壊
対称を取らないフリチェ除外という強力さ、除去されても盤面リセットというまさにエース的なカード。
フリチェ1除外
除外効果には名称ターン1がない。ミラジェイドを再度召喚すれば、除外効果を再使用することができる。
EX墓地送りはコストで払うので、無効化されてもアルビオンを墓地に送ることができる。
無効にされた場合、次ターンも除外効果を使用することができる(次ターン使用不可になるのは「効果」であるため)。
エンド時全破壊
エンド時全破壊効果は、サイコエンドのような発動効果の完全耐性持ちモンスターを突破することができる(発動から効果適用までラグがあるため)。
戦闘破壊・効果破壊・除外や怪獣のリリース除去でも発動する。
バウンスに弱い
ただ、手札/デッキバウンスだと効果発動しないため、バウンスに弱い。
トロイメアユニコーン・カレイドハート・ノアールなどでのデッキバウンスなどで処理されてしまう。
バロネスで効果破壊しつつ無効にしたり、アクセスで破壊しつつダイア素材ダランで効果無効のような処理手段も取られる。
また、エンドフェイズなので、そもそもワンキルされたら無意味なのは注意。
アルビオン
- 手札・場・墓地から素材を除外し、☆8以下を融合召喚。
- エンド時墓地効果で烙印をサーチorセット。
烙印融合からの連続融合・エンド時サーチで妨害確保など、烙印の展開の要となるカード。
融合効果で出せる融合体も、構えられる烙印魔法罠も様々な択があるので、構築の段階から考えておくと展開の自由度が上がる。
墓地効果は、烙印魔法罠での妨害を構える重要な役割がある。
融合体ルベリオン
- 墓地・除外ゾーンからデッキに戻して、☆8以下を融合。
その後、自身は攻撃できない・EXから融合しか出せない。
主に自身 + アルバスで、ミラジェイドを出す。
手札コスト1枚が案外重いので、捨てられる手札がある時にしか使えない点には注意。
EXリソースの回収ができる
3ターン目以降に、墓地に落としすぎたアルビオンを戻してリソースを回収する役目もある。
自身がデッキに戻るので、融合すれば再使用できる。そのため、1枚採用でも機能する。
ただ、泡影などで止められると再使用できなくなるので、それが気になる場合は2枚採用にするとよい。
一応ビーステッドで除外して復烙印で回収することはできる。
殴れる時は攻撃表示で出す
攻撃できない制約は効果なので、泡影などで止められると打点要員になれる。
そのため、後攻では攻撃表示で召喚するとよい。
それ以外の状況では、守備の方が高いので、基本的に守備表示がよい。
烙印の獣やフュリアスの弾になる
墓地に融合体が溜まっている時、自身を素材にしなくてもミラジェイドを出すことができる。
残った自身は攻撃に参加できないので、烙印の獣やフュリアスの弾にすると無駄がない。
特に融合体ルベリオンで墓地/除外素材だけで出せたフュリアスは、実質ノーコストで何でも破壊した上で次ターンの妨害にもなる。
グランギニョル
- 融合召喚時に、デッキ・EXデッキから☆6以上の光/闇を墓地肥やし。
- 相手モンスター効果でモンスターが特殊召喚されたら、場/墓地の自身を除外してドラグマ/デスピアモンスター召喚。
- 基本的にクエリティスかプロスケニオンを出す。
ステータスは光・魔法使いなので注意。ドラゴンでも闇属性でもないので、融合素材にはなりにくい。
墓地肥やしの択
☆6以上の光/闇ならなんでも墓地肥やしができる。
色々な択があって迷うが、臨機応変に選択したい。
- サロニール > 深淵ルベリオン
- 単体では深淵ルベリオンを特殊召喚できる条件を満たせないので、他でビーステッドやアルビオンを場に用意する必要がある。
- サロニール > 烙印断罪
- 3ターン目の烙印融合でリソースとなる。
- 烙印融合が1枚制限になったので、必要な動きになることが多い。
- 黒衣竜 > 烙印断罪
- サロニール + カルテシアなら烙印融合を落として、断罪で回収して烙印融合にアクセスできる。
- 黒衣竜 > 烙印の剣 > 除外状態のメルクーリエを回収
- 場にアルバス融合体がいるなら、1妨害になれる。
- 黒衣竜 > 烙印の剣 > 除外状態のアルバスを回収
- 場にカルテシアがいる場合、場のグランギニョルと手札のアルバスでミラジェイドを立てられる。
- ガルーラ > 1ドロー。
- 直接的にアドを取れるので意外と有効な択。
- これで誘発を引き込めば1妨害になれる。
- エルシャドールアプカローネ > シャドールーク > ミドラーシュ
- 「特殊召喚1回まで」というシャドールの強力な妨害を構える事ができる。
- クエリティスも出れば、戦闘からミドラーシュを守れる。
- ドロドロゴン > 烙印融合 > シェイレーン > グラファ & ミラジェイド
- 烙印融合前にグランギニョルを立てなければならない条件があるが、万能無効を立てられる。
- デストルドー > ☆4指定3チューナー化 > グランギニョルとシンクロ > 7500疑似完全耐性サイコエンド
- 烙印というか他デッキで出すグランギニョルの使い方か。
- 金雲獣-馬龍(きんうんじゅう-マロン) > 墓地送り時に1バウンス。
- 表側なら何でもよいので、永続魔法罠を除去できる。
- これを採用していれば、カルテシアの相手ターン融合でのグランギニョルを、単体で妨害にすることができる。
グランギニョルから出るモンスター
グランギニョルの特殊召喚効果は相手依存であり、相手の展開への妨害として活かせるシーンが少ないので、グランギニョル単体では直接の妨害にならないと思ってよい。
- プロスケニオン
- ティアラの5枚肥やし効果を使う前のキトカロスを除去する。
- 烙印ミラーでのアルビオンを除去する。
- 3200という単純な打点が偉く、相手の打点3000のエースモンスターを突破できる。
- クエリティス
- 単なる壁+受動的なアルバス召喚での妨害となる。
- 「全部打点0打点にして殴られないようにする」というのは案外固く、ワンキル阻止に貢献する。
- ルルワリリス
- EXからカードが離れた時に1効果無効になる。
- 相手がEXモンスターを出してきた時に妨害になる。
- 効果無効にするものはEXから出てきたモンスターでなくてもいいし、自分のEXから墓地落とししてもいいので能動的にも使える可能性がある。
- 永続魔法罠も無効化できる点は覚えておくとよい。
- クエム
- 自分や相手がEXモンスターを出した時に、クエム自身が落としたアルバスやカルテシアを蘇生して妨害にする。
- 能動的に起動できないと普通に戦闘破壊されてしまうので、能動的に使える状況で出すのがよい。
リンドブルム
- EXの効果無効 + 場のモンスターバウンス。
- 墓地効果で、リンドブルムかアルバス蘇生(半フリチェで融合除去)。
バウンスは無効にしたモンスターでなくてもよい。
自分のモンスターもバウンスできるので、墓地効果を止めてリソース回収したりできる。
墓地効果も強く、単純に破壊などで除去しただけではすぐさま蘇生することができる。
蘇生にアルバスを選ぶこともでき、フリチェで1除去ミラジェイド成立になれる。
墓地効果が使えるように、可能ならなるべくアルバスを墓地に眠らせておくとよい。
正規召喚していないと自己は蘇生できない
注意点として、リンドブルム自身の蘇生は正規召喚していないとできない。
ミラジェイドのコストでリンドブルムを墓地に送っても、蘇生できるのはアルバスだけということに注意。
バウンス効果は自分のモンスターにも使える
ミラジェイドの効果をリンドブルムで止めることで、ノーコストでアルバス融合体をEXから墓地送りすることができる。
さらに、バウンス効果は無効にしたカード以外でもいいので、ミラジェイドを出すために残ったルベリオンを戻すこともできる。
「出しすぎた融合体を戻すリソース回収をしながら、EX墓地肥やしでアドを取る」という動き。
デザインされた相性の良さで美しい。
その他では、直接の妨害にならないドロゴンの効果発動をバウンス妨害に変換することができる。
展開例
- エンドフェイズにて。
- アルビオンで赫をサーチする。
- 赫の烙印で、墓地のアルバスを回収して、余った闇モンスターと融合し、ルベリオンを召喚する。
- ルベリオン効果で、墓地のアルビオンと除外のアルバスで、ミラジェイドを召喚する。
- ミラジェイド効果で、好きなアルバス融合体を墓地に送る。
- ブリガンドなら、メルクーリエで1効果無効となる。
- レナトゥスなら、後続の融合派兵となる。
- リンドブルムで、ミラジェイドの効果を無効化し、ルベリオンをバウンスする。
アルバレナトゥス
- アルバス + ドラゴン1体以上
- 場の上記素材を墓地に送っても融合できる。
- 素材にした数だけモンスターに攻撃できる。
ドラゴンメタ
ドラゴンリンクにぶっ刺さるカード。
素材となるアルバスは裏側表示セットもよいため、なんの妨害も使わせずにサベージとヴァレルエンドを除去できる。
これを回避するためには、相手は烙印の獣やマスカレーナを構えておく必要があるので、しっかりと警戒されていなければ通る。
リソース回復用融合
滅多にないが、長期戦になった時、融合体ルベリオンで使いすぎたビーステッドやアルバスを一括してデッキに戻してレナトゥスを出すことができ、リソース回復手段としても利用できる。
その他
打点が低いので、①の全体攻撃効果は全く使ったことがない。
②のサーチで烙印融合をサーチできるが 、すでにアクセスできていることが状況がほとんどなので、融合派兵をサーチする効果といっても過言ではない。
☆8闇ドラゴンであるため、深淵ルベリオンの召喚コストにすることができる。
竜魔導で墓地アルバス蘇生 > アルバスと竜魔導でレナトゥス > 深淵ルベリオンを召喚、ということができる。
ヴァレルロード・F・ドラゴン
- 闇ドラゴン x 2
- フリチェで、自分の場のモンスター1体と相手の場のカード1枚を破壊。
烙印が触りにくいバックを除去できるカード。
失烙印と相性がよく、召喚時チェーン不可の最中に融合して好きなカードを無抵抗に破壊できる。
墓地に開幕があれば、ノーコストでの破壊になる。
融合素材は、ビーステッド + ビーステッドorアルビオンorアルバスなど。
スターヴヴェノムフュージョンドラゴン
- 素材は、場の闇2体。
- 融合召喚時、相手の特殊召喚モンスターの打点分攻撃力が上昇。
- 破壊されたら、相手の特殊召喚モンスターを全破壊。
- ☆5以上の相手場のモンスターの効果コピー。
素材にできるのは場の闇属性のみなので、基本的に超融合や烙印追放で召喚する。
ルベリオンやアルビオンの融合効果では出せない点に注意。
高打点相手にも殴り勝てるポテンシャルを持つ。
上がった打点で低級モンスターを殴ったり、相手の高打点をミラジェイドで除去した上で直接攻撃できれば、大ダメージを稼げる。
自分の場にミラジェイドがいる状態で相手のミラジェイド効果をコピーすると、ミラジェイドは1体しか存在できないので自爆する(1敗)。
あくまでメタれるのは特殊召喚モンスターだけなので、ふわんのえんぺんには無力。
捕食植物トリフィオヴェルトゥム
- 素材は、場の闇3体。
- 相手の特殊召喚そのものを1回無効にする。
特殊召喚無効は、リンク・シンクロ・エクシーズデッキに刺さり、神の宣告と同じく召喚していない扱いになるため、召喚時効果も使えない。
素材3体とかなり重く、相手がかなり展開する闇デッキでないと刺さりにくく思える。
ただ、出せた時のアドバンテージが非常に高い上に、スターヴと違って妨害効果もしっかりと強い。
主に烙印ミラー・ドラリンに刺さる。
ラビュリンス相手でもアリアンナと剣姫の2体は並ぶので、自分のモンスターも巻き込めば出せなくもない。
捕食植物ヴェルテ・アナコンダ
- 素材は、効果モンスター2体
- 2000払って、デッキ内の融合魔法の効果を使用する。
素材が非常にゆるく、通常召喚したモンスター + ビーステッドなどで出せる。
適当なモンスター2体でミラジェイドを立てられるのが優秀。
融合派兵・烙印融合・烙印開幕を使用しているターンはアナコンダに行けないので注意。
また、使用する融合カードはデッキからのみなので、素引きしている場合はそのカードを使用できない。
発動以降特殊召喚できなくなるので、アナコンダ効果は展開の一番最後に使うこと。
- 烙印融合送りで、ミラジェイドが立つ(場のアナコンダ + デッキのアルバス)。
- アルバスが墓地に行くので、リンドブルムからの素材融合も可能。
- 超融合送りで、相手モンスターを吸える。
- ①効果でモンスターを1体闇属性に変えられるので、スターヴやトリフィオヴェルトゥムを相手モンスターだけで融合しやすい。
シンクロ
カルテシアとクエムは☆4チューナー、ビーステッドは☆6なので、☆10シンクロを出しやすい。
烙印融合・融合派兵・烙印開幕などを使っていない状況でのみしか出せないが、それらが絡まないターンならバロネスが出せるだけで十分強い。
バロネス
- ☆10
- 万能無効・万能1破壊・打点3000。
高打点の除去やバックに触ることは、烙印はできなくはないが一手間かかるので、そういう局面をカルテシア+ビーステッドだけで解決できる。
アンヘル
- ☆10
- 召喚時万能1除外・打点3000。
クシャトリラシャングリラのような破壊耐性持ちの除外や、打点3000に殴り勝てる強みがある。
カルテシア+ビーステッドが光+闇なので、モンスター効果完全耐性を得ることができる。
ピュアリィのノアールでも突破できない強みがある。
魔法罠耐性はないので注意。
その他小ネタ
烙印は純で十分高いので、苦手な部分に強みのあるカードと組み合わせたい。
(万能妨害や魔法罠の除去・打点など)
ティアラ
シェイレーンはちょっと墓地肥やししつつ、グランギニョルからスタペリア・グラファなどになれる。
EXの枠がないこと、リダンやリンク素材にできないので場に出したシェイレーンが浮きがちなのがもったいないこと、デッキに戻るのは烙印のリソース的にはマイナスなのが欠点。
シャドール・ドラゴン (魔法罠1破壊)
効果墓地送り時に魔法罠1破壊(自分相手問わず)。
烙印融合からアクセスして、触りにくい魔法罠を除去できる。
烙印のバック除去は烙印の獣以外はフュリアス・ガーキマくらいなので、除去手段を増やす意味では価値がある。
しかし、烙印融合で融合体ルベリオンから出す場合、展開が伸びない。
ランク8
ネタ枠だが、カルテシア+アルバスの時は融合縛りがつかないので好きにEXから出せる。
アルビオン+グランギニョルでランク8が立てられる。
ディンギルス・タイギャラ・ヌメドラ・4素材アーゼウスなどか。
ディンギルスは選んで1墓地送りという優秀な除去なので、そこそこ出す価値はありそう。
(アナコンダミラジェイドの方が強そうなので、出せるっちゃ出せるという程度だが)
リンク
展開ルート紹介はこちら。