
鉄獣スプライトを使う時の覚え書き。
鉄スプは展開の難しさが面白さでもあり、うまく回せることができれば最終的に構えられる妨害も多いので、使っていて楽しい。
もくじ
デッキ

メインデッキはほぼほぼ確定。
自分はURをケチって入れていないが、アルミラージ・ライトハートは入れてもよさそう。
セイントレア・ダウナードがあると後攻の楽な捲り手段になるのだが、EXに枠がない(こういう所は純スプにはない欠点)。
完全耐性メタ・マスカレーナ用にサロスも入れたいが、枠がない。
ガンマバーストはなくてもいいかも。
ビーステッドは☆2制約の都合もある・ふわん対面に弱くなりすぎるので、入れなくていいかも?
このデッキでの制約
鉄獣スプライトは複数の制約を考えながら回す必要があり、使いこなすのが難しい。
うまくやれば制約を回避しつつすべてのギミックにアクセスできるので、制約をよく覚える必要がある。
1つ1つは気をつければ回避できるのだが、複数が絡むと一気に難しくなる。
リンクマーカーを常に空けておく必要がある
下級鉄獣の効果でリンクモンスターを出す時も、リンクモンスターはリンクマーカー先に出す必要がある。
そのため、リンクマーカー先が埋まらないようにモンスターを場に出す必要がある。
順番
モンスターゾーンを使う順番としては、下記のような順番で出せばいいかも。
(右端、右EX下、左端、左EX下の順)
このデッキで使うリンク体はほとんど斜めマーカーなので、EX真下と左右の端は比較的空いている。
中央は左右のEXゾーンのどちらのマーカー先にもなるので、中央には極力置かないこと。
③ ④ ⑤ ② ①
フェリジットは右EXに置く。
フェリジットとベアブルムを出すと、ベアブルムの左リンク先(つまり左EX下)しかマーカーがない。
そのため、右にフェリジットを置いたらなるべく左EX下には置かない。
獣/獣戦士/鳥獣しかリンク素材にできない制約
- 下級鉄獣によるリンクモンスター召喚後の制約。
鉄獣初動の場合は、下級スプライトを素材にできなくなる。
そのため、スプライトはなるべく早いうちにマスカレーナなどの素材として消費する。
エクシーズ素材にはできる
エクシーズ素材にはできるので、これを利用してうまく制約を回避する。
他に手段がない場合は、下級スプライトを使って獣族であるマネキンキャットを出すことでリンク素材を用意できる。
☆2/L2/R2しか召喚できない制約
先行1ターン目に☆3/L3以上を出すことはあまりないので、あまり気にならない。
ベアブルムを墓地に落とそうとしてアポロウーサやルガルのようなモンスターを出すことはできないので注意。
3ターン目以降や後攻で制約のかかるスプライト展開をしてしまうと、シュライグやアクセスを出せなくなる点に注意。
- ギガンティックの制約。
- スターターの制約。
- これらのスプライト初動を使った時は、フェリジット効果でナーベルとフラクトールを特殊召喚できなくなるので注意。
鉄獣しか召喚できない制約
- ベアブルム墓地効果使用後の制約。
できるかぎりリボルトのサーチは最後に使用する。
ベアブルムの処理方法
ギガンティックの素材にして、エクシーズ素材としてベアブルムを吐く。
展開の最後にこのやり方でレッドorキャロットを召喚すれば、もう特殊召喚することはないので、制約が気にならない。
エルフの素材にする。
制約が付くのは効果処理後なので、ベアブルムをエルフの素材にして、サーチにチェーンしてエルフ効果で蘇生まではできる、という点は覚えておくとよい。
盤面の空きが少ないので、リボルトが使いにくい
リボルトで妨害となるシュライグを出すには、大抵は3つ空きが必要なことが多い(リンク2が1体 + モンスター2体で)。
最終盤面ではモンスターゾーンは埋まっていてもよいが、リボルトをうまく打てるように空きを意識しながら妨害を吐くこと。
先に他の妨害を吐いてモンスターゾーンを空ける
リボルトよりも先に他の妨害を吐いて、盤面を空ける必要がある。
相手ターンでは盤面の空きと妨害の使う順番に注意して回すこと。
- レッド/キャロット効果を使う。
- 双龍効果で場のモンスターをコストにする。
- マスカレーナを使う。
鉄獣リンク体を1体は正規召喚しておく
リンク2鉄獣をリボルトの素材にするためには、正規召喚していないと素材として蘇生できない。
効果モンスターだけを素材にするには空きは4つ必要になり、かなり召喚しにくい。
そのため、ベアブルムかフェリジットのどちらかは正規召喚するように心がける。
リンクマーカー先の空きを意識する
また、リボルトでの召喚でもリンクマーカー先が必要なので、リンクマーカー先が空くように気をつける。
展開

まずはキットにアクセスすることを目標に展開し、素材用の墓地を肥やしつつ、リボルトをサーチできるベアブルムの墓地落とし手段を考える。
余裕があればブルーへアクセスしてスプライト展開をする。
下級鉄獣を場に出す手段
下級鉄獣を場に出す手段はいくつかあるが、ギガンティックならすぐさまアクセスできるので、基本的にはギガンティックが安定。
ただ、ギガンティックからブルーを出してスプライト展開もできるので、もし温存できるならそれ以外から鉄獣にアクセスする。
鉄獣の召喚効果は最大4回使用できるが、基本的に使うのは2回。
鉄スプでは☆2を優先して使う。
場に出したいのは、キット > ケラス >>>>> ナーベル ≒ フラクトールか。
- ギガンティックで特殊召喚する。
- キットかケラスの、どちらかアクセスできていない方を出す。
- エルフで蘇生する。
- ギガンティックからキットを出し、その2体をエルフにして一旦キットを墓地に落とすことで、墓地の素材を肥やしてから、蘇生して召喚効果を使用することができる。
- フェリジットで手札から特殊召喚する。
- 手札に鉄獣がある場合。
- ここでは出す鉄獣の種類は問わない。
☆2制約にかかっていないかは注意。
- 下級鉄獣を通常召喚する。
- 手札のスプライトを吐ける☆2鉄獣だとよい。
- ベアブルムで除外からの蘇生する。
- 手札コストが重く、誘発受けると損失が大きいので基本は使わない。
- やるならエルフ下での対象耐性が付いている時に使いたい。
- ギガンティックを使用しているとナーベル・フラクトールは出せないので注意。
- 最初の展開でケラスを通常召喚した時、コストで除外して再回収する、というときには使えそう。
ギガンティック初動(☆2の2体)
- ☆2を2体召喚。
- 2体でスプリンドを召喚し、効果で素早いアンコウを落とす。
- 素早いアンコウの効果で、素早いビーバーを2体召喚。
- スプリンドとビーバーでギガンティック → キット。
- EXゾーンを空ける。
- 2体でエルフにしてエクシーズ素材を墓地へ送る。
- キット墓地効果 → ナーベル → ケラスを手札に。
- エルフ効果でキット蘇生。
- キット効果でフェリジットを盤面中央に出す。
- フェリジット効果で、手札のケラスを召喚。
- キットとフェリジットでベアブルムをリンク召喚。
- ケラス効果で双龍を出す。
- ケラスとベアブルムで、適当なリンク2(マスカレーナなど)をリンク召喚。
- ベアブルム効果で、リボルトをサーチ。
スプライトのみ
他の手札で鉄獣展開をできるなら。
- ブルー → ジェット → スマッシャーズ
- ブルーとジェットでギガンティック → キャロット
ビーバー召喚からの展開
ビーバー初動では、獣族☆2を2体供給できる。
スプライト展開にも鉄獣展開にも貢献できる優秀な素材。
スプリンド
スプリンドから素早いアンコウを落としてもビーバー2体を供給できるので、それらを素材にして展開をする。
- ☆2を2体召喚する。
- 2体で、スプリンドを召喚する。
- スプリンド効果で、素早いアンコウを墓地に送る。
- アンコウ効果で、ビーバー2体を召喚する。
展開の最後の召喚で、ベアブルムを素材にしてスプリンドを召喚するやり方もある。
スプリンド効果でレッドorキャロットを落とせば、相手ターンにエルフからの蘇生で妨害を増やせる。
最終的にアクセスしたい妨害
リンク
- ベアブルム(リボルト)
- 上記の基本展開のように、最後に素材にしてリボルトをサーチする。
- マスカレーナ
- 素材に余裕があれば出す。
- 素材制約に引っかからないように出す必要がある。
- 双龍
- 余裕があれば出す。
- 使うならコストは自身にすると、盤面が空いてリボルトが打ちやすい。
- アポロウーサ
- リンク4なので、先行展開ではギガンティック/スターターを未使用の場合でのみ出せる。
- ☆2召喚制約がかかっていなくて、ベアブルムを墓地に送りたい時に。
- マスカレーナで相手ターンにアポロウーサを作る。
せっかくならリボルトが打ちやすいように、なるべく多く素材を巻き込みたい。
レッドまたはキャロット
ギガンティックかスターターから出す。
この2つどちらともにアクセスするには貴重な上記のサーチ手段をどちらも割く必要があるため、どちらか1体が限度か。
他の妨害での魔法罠への対策がないので、キャロットがよさそう。
拮抗への対策になる。
スマッシャーズ
スマッシャーズにアクセスする手段はジェットしかいない。
そのため、スターター(レッドorキャロット)との選択になる。
後ろの妨害で崩されにくいスマッシャーズの方がいいかも。
こちらは拮抗の裏目がある。
後攻/3ターン目
アクセス + シュライグの8300でキルする。
鉄獣は、L3のルガル + ルガルを出した下級鉄獣ですぐさまアクセスを出しやすい。