
白の聖女エクレシアを軸にした、8軸GS(怪獣カグヤ)デッキを紹介する。
2023WCSの大会では、6432位(14,396DP)だった。
ジェム報酬分だけの消極的参加でいけて最後は8連勝できたりしたので、現環境でも多少はやれるデッキではある。
もくじ
デッキ

エクレシアが核となって、シンクロ・融合・エクシーズ・リンクを全て利用することができる、エクレシアちゃんがえらいデッキ。
エクレシアは召喚権を必要としないので、ふわんの謎の地図に引っかからず、ラヴァゴを採用しやすい。
怪獣カグヤの強みに加え、サイコエンドパニッシャーを立てられるので、相手が盤面空でターンを渡してきても自分から展開できる。
ティアラには、アトラクターとラヴァゴ当たりで抵抗する。
(アギト/ケルベクで暴れられたらまあ死ぬ)
デッキ切れに注意
強貪と叢雲のデッキ削りや相手からのデッキ破壊で、自分のデッキがLOしかけることがたまにある。
なので、壊獣カグヤは45枚あたりに太らせた方がLOを回避できるが、現環境ではアトラクターをなるべく引きたい・自分のLOなど気にしていられないので、40に収める方がよさそう。
ギミック
サイコ・エンド・パニッシャー

サイコエンドを出す手段は、手札誘発☆3チューナー + ☆8と、☆4 + デストルドー☆3化チューナー + ☆8がある。
デストルドーでライフを減らした状態で出せるので、完全耐性7500で着地できる。
単体ではキルが取れない・サロスで死ぬのが弱点。
エクレシアは☆4かつ☆8になれる
サイコエンドは、特にエクレシアとデストルドーの相性がよい。
エクレシアをデストルドー指定の☆4として利用した後、変身して☆8の妖眼の相剣師になれるので、それらでシンクロしてサイコエンドを出せる。
- エクレシアを、自己SS。
- デストルドーを、エクレシア指定で特殊召喚。
- エクレシア効果で、妖眼の相剣師を特殊召喚。
- ☆3デストルドーと、☆8妖眼の相剣師でサイコエンドパニッシャーを特殊召喚。
- サイコエンドは打点7500となり、あと1体モンスターが出せればキルが取れる。
終末の騎士はデストルドーか叢雲になれる
あくまで2枚初動だが、終末の騎士を召喚し、デストルドーか叢雲の引いていない方を落とすことで、召喚条件を満たすことができる。
- 終末の騎士召喚。
- デストルドーか叢雲の、引いていない方を落とす。
- デストルドーを、終末の騎士指定で特殊召喚。
- 叢雲などの☆8を特殊召喚。
- ☆3デストルドーと、☆8でサイコエンドパニッシャーを特殊召喚。
烙印

エクレシアをフル投入しているので、択としてアルバスと烙印ギミック(ミラジェイド/アルビオン/ルベリオン)を採用している。
烙印融合はピン差し
烙印融合は素引き以外使えないのだが、ミラジェイドのコストで捨てた墓地アルビオンのサーチ効果に妨害をもらえることがあるので、ピン差しで入れている。
烙印融合素引きは、妨害をもらうカードとして優秀。
これを使うとミラジェイド単騎しか妨害が立たないので弱いが、発動無効妨害を踏めた場合は制約がかからない。
ただ、必須ではないので、なくてもいいかも。
ゼロヴォロス/アクセス

エクレシアは魔法使いなので、セレーネでのリンク値伸ばしを利用できる。
墓地利用はムドラ/ケルドウで否定される・ゼロヴォロスで決めきれないので、正直あまり出す機会はない。
L4の枠はアクセス(2破壊)や、カオスソルジャーでもいいかも。
☆8を素材にしたカオスソルジャーは、破壊耐性対象耐性打点 + 戦闘破壊で4500となり、ティアラでもマスカレアストラム並みに突破しにくい。
- 前提:魔法が墓地/場に3枚以上ある場合・エクレシアが墓地にいる場合に出せる。
- 適当な闇モンスター + モンスターでダルクを召喚。
- ダルクで相手の墓地の闇モンスターを奪取。
- セレーネをリンク召喚。
- セレーネで墓地のエクレシアを蘇生。
- ゼロヴォロスを召喚。
- ゼロヴォロスの攻撃力は、強貪使用で打点5000、叢雲2回使用で打点6200となる。
ティアラ対面でアトラクター使用後に使えるかも?
ティアラ面でアトラクターを打った時に、活躍機会がある。
ただ、墓地魔法3枚の条件がきついので、場に自分で2体出せなければ出せない。
キトカロス墓地効果 → アトラクター → 5除外 → 弱い盤面でターンが来る → モンスター2体出して、ダルク召喚 → キトカロスを奪取 → 2体でセレーネ → 墓地のアトラクター蘇生orもう1体手札から出す → ゼロヴォロス召喚。キトカロスを除外しつつ高打点で殴れる。
簡単サルンガでバロネス

フィールドに打点2000以上のモンスターがいれば自己SSできる☆2チューナー。
条件は相手の場でもよいので、大抵の場合条件を満たすことができる。
これで☆8シンクロして、バロネスが出せる。
ただ、万能無効1つでターンを渡す前提なので、アトラクターで相手のリソースを潰せた後などでないと心許ない。
サーチ手段がないピン差しなので、正直なくてもよい。
フルアーマードも出せる

出す☆10はフルアーマードに変えることもでき、その場合は完全耐性3000 + 墓地サルンガフリチェ1破壊となる。
(ふわんに強い)
ヌメロンドラゴンでワンキル

相手の盤面が空か、打点1000以下が棒立ちしていれば、☆8を2体並べられればワンキル成立となる。
打点上昇は相手の深淵などのXモンスターも含まれるので、覚えておくとよい。ランク4が1体でもいれば、打点5000以下を殴ってもワンキルが取れる。
泡影・ヴェーラーが致命的
泡影・ヴェーラーが致命的であり、これらを喰らうと0妨害になる。
チェーン確認で誘発の有無がチェックできるが、8軸GSをよくわかっている人相手であればチェーン隠ししてくるので、あまり信用ならない。
怪しいようならヌメドラワンキルはしないのが吉。
ディンギ → ペイン → セブンで2除去4素材アーゼウス

2除去4素材アーゼウスが立てられるのも8軸の強みである。
効果墓地送りがあまり有効でないティアラがいる都合上、アーゼウスの価値は少々低い。
- ☆8の2体で、ディンギルス召喚、なんでも選んで1墓地送り。
- ペインゲイナーを重ねてエクシーズ、守備2200以下を全て破壊。
- セブンシンズを重ねてエクシーズ、打点4000で殴る(破壊耐性持ち)
- アーゼウスを重ねてエクシーズ、全除去を2回打てる。
その他
アトラクター
アトラクターは、相手が大量の墓地肥やしをする直前に投げる。
ティアラであれば、キトカロス墓地効果 + メイルゥ墓地効果で8枚削りができ、デッキ内のティアラ枚数を減らしつつ相手は融合できなくなる。
キトカロス効果に打って、キトカロスを潰すのもあり。1枚除外なのでもったいない気もするが、次ターン以降相手の初動として融合がしにくくなり、ルルカロスも立てられなくなる。
ほぼ確実に入っているクライム墓地効果で除外からキトカロスを回収される前に決着を付けたい。