天盃龍(てんぱいりゅう)、燦幻(さんげん)は、メイン1中は完全耐性を付与しつつバトルフェイズでは一切の発動不可を付与しながら殴り勝つ、後手ワンキルデッキ。
展開ルートが気になったので書いてみた。
Vジャンプ2月特大号掲載記事:第4回 『LEGACY OF DESTRUCTION(レガシー・オブ・デストラクション)』の収録カードを公開!
販売前に書いたエアプ記事なので注意。
もくじ
初動
盃に満ちる燦幻荘 or パイドラ or 燦幻開門 or チュンドラが初動。
燦幻荘が絡む初動か、パイドラで燦幻荘をサーチする余裕があると、打点6000で殴れる。
展開ルート
燦幻荘+パイドラorチュンドラ (メイン中にトランセンドを出す)
メイン1での完全耐性を貼りつつ、バトルフェイズに入ればトランセンド効果で一切の効果発動が不可となる。
燦幻荘がある状態でトランセンドが着地、バトルフェイズに入った時点で相手は何もできなくなる。
- [盃に満ちる燦幻荘]フィールド魔法を貼る。
- 炎/ドラゴンが、自分メイン1中は完全耐性となる。
- [盃に満ちる燦幻荘]で、[パイドラ]or[チュンドラ]をサーチし、手札を1枚捨てる。
- [パイドラ]を召喚し、効果で燦幻開門をサーチする。
- 特攻による自分への戦闘ダメージが0になる。
- [チュンドラ]効果で、自己SSする。
- [チュンドラ]☆4+[パイドラ]☆3=☆7[バイデント]S召喚。
- [バイテント]効果で、[パドラ]蘇生する。
- パドラ☆3+バイデント☆7=☆10[トランセンド]S召喚。
- [トランセンド]効果で、相手をすべて攻撃表示にする。
- バトルフェイズに入る。
- [トランセンド]効果で、相手は一切の効果発動が不可となる。
- [燦幻開門]速攻魔法で[ファドラ]をサーチし、即召喚する。
- ファドラ召喚時効果で墓地チュンドラを蘇生する。
- [トランセンド]・[ファドラ]・[チュンドラ]で殴る。
- [チュンドラ]攻撃時効果で[パイドラ]をデッキから召喚する。
- [パイドラ]で殴る。
- [バイデント]墓地効果で、自己蘇生し、殴る。
- [ファドラ]効果で、バイデント☆7+ファドラ☆3=☆10[トライデントドラキオン]S召喚。
- [トライデントドラキオン]の効果で燦幻荘とパイドラを破壊する。
- 燦幻荘効果で[トライデントドラキオン]の攻撃力が倍の6000となり、3回攻撃する。
燦幻荘 1枚 (バトルフェイズ展開)
- [盃に満ちる燦幻荘]フィールド魔法を貼る。
- [盃に満ちる燦幻荘]で、[パイドラ]をサーチし、手札を1枚捨てる。
- [パイドラ]召喚し、効果で燦幻開門をサーチする。
- 特攻による自分への戦闘ダメージが0になる。
- バトルフェイズに入る。
- [燦幻開門]速攻魔法で[チュンドラ]サーチし、即召喚する。
- [チュンドラ]1500で殴る。
- [チュンドラ]効果で[ファドラ]を出す。
- 即座に戦闘破壊耐性が付与されるので、チュンドラが戦闘破壊されない。
- [ファドラ]1600で殴る(戦闘回数を稼ぐ)。
- [チュンドラ]効果で、☆4+☆3=☆7[バイデント]S召喚。
- [バイテント]効果で、[ファドラ]蘇生する。
- [バイデント]2600で殴る(戦闘回数を稼ぐ)。
- 蘇生した[ファドラ]1600で再度殴って、墓地の[チュンドラ]を蘇生する。
- [ファドラ]効果で、☆3+☆7=☆10[トランセンド]S召喚。
- 3回殴っているので、[バイデント]を墓地蘇生して、[盃に満ちる燦幻荘]を破壊。
- [盃に満ちる燦幻荘]効果で、トランセンドの打点を倍の6000にする。
- [トランセンド]効果で、相手強制攻撃表示・効果発動不可となる。
- [トランセンド]6000で殴る。
- 蘇生した[バイデント]2600で再度殴る。
- [パイドラ]1700で殴る。
- 合計打点は、1500+1600+2600+1600+2600+6000+1700=17600となる。
[トランセンド]の代わりに☆10[トライデントドラキオン]を出して、
自分の場2破壊・6000の3回攻撃で29600になる。
その他
燦幻荘の完全耐性
盃に満ちる燦幻荘は、炎/ドラゴンに自分メイン1中完全耐性付与という破格の誘発妨害ケアになっている。
「自分の」「メイン1」中なので、相手ターンやメイン2には完全耐性はなく、墓地は影響外なので墓穴は食らう。
対面ではこれを破壊するのが最優先になる。
相手の盤面に触れる手段がない
燦幻荘の完全耐性付与に命をかけており、シンクロ体以外全く相手の盤面に触れることがないので、後手用カードや他のギミックと合わせることが必要そう。
トライデント・ドラギオン
このモンスターの実装当時は、まともにシンクロできるモンスターが少なかった上にドラゴンチューナー+ドラゴンの☆10という出しにくさ、効果を活かすには2破壊コストを要求する中々に重いカードだった。
しかし、モンスター攻撃制約のない複数回攻撃を最大3回、打点3000で9000ダメージを狙えるロマンカードではあった。
それが今回実質テーマカード化し、現実的な出しやすさになった。
炎・ドラゴン族のカードプール
2023-12-12時点のマスターデュエルのカードプール。
焔征竜ブラスターや、ドラゴンメイドのティルル・ブラックローズ・ホルスの黒炎竜などがある。
まともに使えそうな☆4以下のカードが非常に少ない。
炎・ドラゴン族の特殊召喚制約の付くバイデントの効果使用前なら、他の属性種族も召喚できる(燦幻荘の完全耐性は得られないが)。