パキケ型ヴァリアンツの覚え書き。
レンタルフェスで使ってみて面白かったので、ペンデュラム初心者ながら作ってみた。
一人回していてもまだまだわからない部分が多いので、この記事にまとめて整理する。
もくじ
カード紹介
名前 | レベル | 効果 | 移動した時の効果 | 備考 |
---|---|---|---|---|
シノノメ | ☆2 | V魔法サーチ | Vモンスターサーチ | 2枚サーチができる初動。 |
サイオン | ☆4 | コインで表:効果無効/裏:打点半減 | コインで表:破壊/裏:手札バウンス | 後手用。不確定だが、打点半減でも殴って除去できる可能性がある。☆4な点が重要。 |
ナズキ | ☆6 | 隣に移動 | 魔法罠モンスターを正面に召喚 | シノノメ②補助。☆6な点が重要。 上級のヴァリアンツは、同じ陣営のモンスターかフィールド魔法が無いと特殊召喚できない。 |
バロン | ☆2 | 隣に移動 | Pゾーンのカードを隣に移動 | シノノメ②補助。展開に必須ではない。 |
ヴァイカント | ☆4 | 表EXを永続魔法として配置 | Pカードとして配置 | 魔法罠をモンスターとして出せる効果と併用して、展開補助。☆4な点が重要。 |
マーキス | ☆6 | サイコロの数だけめくってサーチ | 2~5なら、魔法罠モンスターを正面に召喚 | 不確定サーチだが、デッキ内のVが多いので当たりやすい。 ☆6な点が重要。 上級のヴァリアンツは、同じ陣営のモンスターかフィールド魔法が無いと特殊召喚できない。 |
- ヴァリアンツモンスターは、すべてP効果で特殊召喚できる。
- Pゾーンの正面にしか出せないため、右端・左端を開けながら展開する必要がある。
- Pスケールは、融合体以外すべて1なので、ペンデュラム召喚にはテーマ外のカードがほぼ必須。
- 上級のヴァリアンツは、同じ陣営のモンスターかフィールド魔法が無いと特殊召喚できない。
- 同じ陣営のモンスターがいるだけでもいいので、フィールド魔法は必ずしも必須ではない。
EX
名前 | レベル | 召喚条件 | 効果 | P効果 |
---|---|---|---|---|
アルクトゥスⅫ | ☆10 | ☆5以上のV2体 | ①どちらか2体の位置を入れ替える。 ②移動した時、場のカードなんでも1破壊 | 自身を正面に召喚 or 1体隣に移動 |
グランデューク | ☆10 | EX列の☆5以上のV1体 | ①特殊召喚時に相手魔法罠のモンスターを手札バウンス &打点分だけバーン &打点半分だけ上昇 | 自身を正面に召喚 or 1体隣に移動 |
初動
- シノノメ(ソロアクティベート/スモワ)
- SSできるPモンスター2体 + エレクトラムでの破壊コスト > シノノメにアクセス
展開の大筋
☆5以上を2枚と☆4を2枚サーチする必要がある。
これらのキーカードのサーチ手段は、ビヨペン・エレクトラム・シノノメなど。
- 初動として、シノノメにアクセスする。
- アルクトゥスⅫ召喚のために、「☆5以上のヴァリアンツ」である、ナズキとマットマーキス2体を場に出す。
- グランデューク召喚のために、☆5以上のヴァリアンツをEX列に出す。
- 稀代の決闘者を、ビヨペン(orエレクトラム)でサーチする。
- パキケサーチのために、「☆4」である、サイオンとヴァイカント2体をサーチする。
最終的な妨害と、成立に必要なカード
パキケファロ
- 永続的に特殊召喚不可。
メインとなる妨害。
パキケをどうにか介護して維持し、相手ターンに何もさせずに勝つことが目標。
パキケをサーチできる御影志士を出すために、☆4が2体必要。
☆4であるサイオンとヴァイカントなど2体をサーチする必要がある(素引きのカーテンライザーなども可)。
最後にパキケファロを召喚するため、召喚権を残す必要がある。
稀代の決闘者
- 1回の戦闘破壊耐性付与。
ビヨペン(orエレクトラム)でサーチする。
上スケールとしてペンデュラム召喚に必要なので、大抵はアクセスできる。
アルクトゥスⅫ
- 少しラグのあるフリチェ1破壊。
パキケを戦闘破壊から介護する。
稀代の決闘者があれば必須ではないかも?
ガン伏せ罠ビへの対策になる。
☆5以上のヴァリアンツである、ナズキとマッドマーキスの2体のサーチが必要。
ヴァイカント > ☆6をEX列に貼る > フィールド魔法で前進 > グランデュークを出す > ペンデュラム召喚で☆6を出すことで、グランデューク + ☆6モンスターを2体並べても条件が満たせる。
グランデューク
☆5以上のヴァリアンツをEX列に置ければ、グランデュークを出せる。
EX列には、意図的に置こうとしないと置けないので、工夫が必要。
- エレクトラムで表EXから手札に回収し、ペンデュラム召喚で手札から出す。
- ナズキ・バロン・ソロアクで横に移動する。
- ヴァイカントで、ナズキをEX列に貼って、フィールド魔法効果で前進する。
アポロウーサ
- モンスター効果2、3無効。
余ったモンスターをリンク素材として処理する。
どの盤面でも大抵ウーサは立つ。
相手の場にフィールド魔法残し
- 泡影・拮抗ケア。
最も採用されやすい裏目であるパキケへの泡影をケアする。
これをしておかないと突破されやすそう?
魔法にアクセスできるのはシノノメだけなので、シノノメでソロアクにアクセスしないことが、フィールド魔法をサーチできる条件。
その他のカード
ビヨンドペンデュラム
- 召喚条件:Pモンスターを含む2体。
- EXゾーンに召喚時、12000LP払ってPモンスターをサーチ。
- P召喚に成功するまで、P効果を使えない縛りが付く。
- レベルの違うPモンスターがP召喚された時、なんでも2破壊。
ビヨペンは2枚入れる方がいい。
3ターン目に使えるし、サーチにターン1がないため、妨害を食らっても出し直せば貫通できる。
EXゾーンに出さないと効果は使えないので注意。
2破壊できるのは「レベルの違うPモンスターがP召喚された時」なので、ちゃんとレベルを考慮してP召喚すること。
エレクトラム
- 召喚条件:Pモンスター2体。
- PカードをEXに表に加える。
- 表のカードを1枚割って、表EXのカードを手札に加える。
- Pゾーンのカードが場から離れた場合、1ドロー。
Pモンスターの間接的サーチになる。
エレクトラムの効果で手札に加えず、P召喚した場合でも、サーチしたカードを場の出すことができる。
破壊コストにできるのは表のカードだけなので注意。
羅天神将
- リンク3
- 召喚条件:同じ種族2体以上
- 互いのスタンバイフェイズにリンク先の1体指定し、同種族を手札からリンク先に出す。
- 互いのバトルフェイズ開始時、なんでも1枚破壊。
召喚権を割かずにパキケを出せる。
展開の途中で召喚権を使わざる負えなかったときに使える。
出し方
ビヨペンとシノノメで出せる。
しっかりとしたリンク先の管理が必要で、羅天神将はEXゾーン、片方のリンク先には御影志士、片方は開けていないと成立しない。
御影志士を中央に置いて、端が開いている方のEXゾーンに羅天神将を出し、その端にパキケを出す。
そのため、御影志士は中央に置くこと。
セレーネ
- リンク3
- 召喚条件:魔法使いを含む2体以上。
- 召喚時に互いの場・墓地の魔法カードの数だけ魔力カウンターを貯める。
- 魔力カウンター3個で、手札・墓地から魔法使いを守備で特殊召喚。
ペンデュラムモンスターはエクシーズ素材として吐くくらいでしか墓地にいかないので、セレーネの墓地蘇生はほぼ展開の最後にしか使えない。
手札からも出せるので、手札に余ったヴァリアンツを出すこともできる。
魔法使いなので、里の条件成立ができる。
ライゴウ
- リンク4
- 召喚条件:リンクモンスターを含む2体以上。
- ①場のカードが効果破壊された時、なんでも1枚破壊。
- ②戦闘破壊時、なんでも1破壊。
- ③互いのエンド時に、なんでも1枚破壊。
アルクトゥス1破壊 > ライゴウ①効果で1破壊、エンド時にライゴウ③効果で1破壊と、相手ターンで3枚破壊できる。
罠ビのガン伏せに強く出ることができる。
アストラム
- リンク4
- 召喚条件:EXから出したモンスター2体以上
- 対象耐性。
- アストラム以外相手は攻撃対象にできない。
- 特殊召喚モンスターとの戦闘時、相手の打点分アップ。
- 相手によって墓地に送られた場合、選んで1バウンス。
パキケを戦闘から守れる。
稀代の決闘者をサーチできなかった場合のパキケ介護要員。
御影志士とセレーネでアストラムが立つ。
カーテンライザー
- ☆4・スケール7。
- 自分場にモンスターがいなければ自己SS。
- 自身以外に自分の場にモンスターがいなければ、打点1100上昇(2200となる)。
スケールが高い上に自己SSしてリンク素材にもできる優秀なカード。
4エクシーズの素材にも使える。
複数枚採用もありえそう。
打点2200になるので、相打ちでミドラーシュを突破できる。
スペリオルドーラ
- フリチェで場のモンスターに完全耐性付与。
御影志士やパキケへの誘発ケアになる。
相手ターンにも使えるので、トップ泡影引きや捲り札もケアできる。
☆10であるグランデューク2体を出して立てる。
竜剣士マジェスティP
- ☆4・魔法使い。
- P召喚時に、フィールド魔法をサーチして手札を1枚捨てる。
これで魔法使い族の里をサーチする。
里サーチのためにP召喚しつつ、☆4なので御影志士素材にできる。
基本は里だが、フィールド魔法ならなんでもよい。
環境によってはネクロバレーもあり。
魔法使い族の里
ライスト・サンボル・結界波・一滴などの捲り札を弾ける。
これらが採用されにくい環境では、「妨害はパキケで十分で里まで入れるのは過剰」という意見もあり、採用しない型もある。