マナドゥムの展開・解説【遊戯王マスターデュエル】

リトルナイト型マナドゥムの基本展開・誘発貫通での展開などを書く。

マナドゥムは、最終盤面に大型シンクロが並んで万能無効を用意でき、試合ごとに組み合わせ初動のアドリブが求められるので、回していて楽しいテーマ。

デッキの例

マナドゥムと相性の良いカードの紹介・弱点への対策【遊戯王マスターデュエル】

相性の良いカードの紹介・弱点への対策などはこちら。

展開

マスカレーナ/リトルナイト採用型の展開を紹介する。

マナドゥムは展開力がある上に制約がないので、この展開以外にも様々な型がある。
自分の好みや環境・新カードの実装に対応して展開を色々変えることができる。

基本展開 (リウムハート1枚)

おおまかな展開ルート

リウムハート > ミーク > トリロスークタ > ミーク蘇生 >アムリターラ > カラリウム >
ライトハート > ライフォビア > ライヒハート > ノヴァ >
カラリウム > ヴィサス > ヴィサスでライト爆破 >バロネス >
ノヴァでヴィサス蘇生 > ライトハート自己蘇生 > クロシープ > アストラウド > エルフ > ミーク蘇生 >
バロネスでミーク破壊してリクルート☆4化 > カラリウムの効果でミーク蘇生 >
赤き竜 > ディスパテル > ヴィサス復帰 >
クロシープ + ミークでエルフ > ミーク蘇生 > ミーク + ヴィサスでマスカレーナ

マナドゥム展開

リウムハート > ミーク > トリロスークタ > ミーク蘇生 > アムリターラ > カラリウム

マナドゥムの展開では、4+2 → 6+2のように連続シンクロしてアムリターラを出す。

アムリターラのサーチ効果では、後で使うカラリウムをサーチする。
カラリウムをすでに持っていたり余裕がある場合は、万能無効カウンター罠のリフレーミングをサーチする。

スケクロー展開

アムリターラはヴィサスネームなので、この1体でスケア展開に行くことができる。

バロネス

スケア展開で☆4と☆6チューナーが揃うので、バロネスを立てる。

■ ニビルポイント

「ヴィサス召喚効果にチェーンして」ニビルを打たれるのがきつい。
ここで食らうとヴィサスが墓地にいかないので、アストラウドを立てることができなくなる。

一応ヴィサス着地後であれば、バロネスが立つ直前にニビルを受けてもバロネスが消えるだけで展開は続けることができる。

クロシープ / アストラウド

ノヴァとライトハートでリンク値2つが用意できるので、クロシープを立てる。
墓地の素材を使ってアストラウドを出し、クロシープの効果でチューナーのミークを蘇生する。

ミークを割って増やす

☆2チューナー+☆8アストラウドでそのまま☆10シンクロを立てることができるが、ここであえてバロネスでミークを破壊することで、ミークが増える上に☆4チューナーに変えることができる。

赤き竜経由でディスパテル

☆4ミーク+☆8アストラウドで、赤き竜を出す。

素材指定の都合上、ディスパテルは赤き竜経由でないと出すことができない。
そのため、赤き竜経由でディスパテルを出す。

ディスパテルでヴィサスを復帰できるので、リンク値が伸びる上、再度アストラウドの素材を用意できる。

エルフ / マスカレーナ

クロシープ + ミークでエルフ > ミーク蘇生 > ミーク + ヴィサスでマスカレーナ

最後に、余ったリンク値でエルフとマスカレーナを作る。

(ディスパテルの置く場所を間違えているが、バロネスに対象耐性を付けた方がいい)

先攻でリトルナイトを出すパターン

エルフを立てずにクロシープ+ヴィサスでリトルナイトを立て、ミーク+2体目アストラウドでショウエイを立てるパターン。

エルフでの対象耐性はなくなるが、リトルナイトとディスパテル・ショウエイがそれぞれ相性がいいので、リトルナイトの効果からディスパテルのモンスター効果無効・ショウエイの対象を取らない除外が起動できる。

ディスパテルを捨ててショウエイを出すパターン

ディスパテルをマスカレーナの素材に使って、余ったミーク+2体目アストラウドでショウエイを立てるパターン。
ディスパテルを素材にするのは少々もったいない気もするが、先攻リトルナイトと違ってエルフを残せるし、超融合のケアになる。

墓穴で相手の除外ゾーンにカードがあるならディスパテル残しにしたり、状況によって使い分けるとよさそう。

リウムハート+摘心/カラリウムの2枚初動(ニビルケア)

手札によっては5体目召喚までにニビルケアをすることができる。

リウムハート > ミーク > アブシジョンでミーク破壊 > ミークリクルート > カラリウム > アブシジョンの効果でヴィサス召喚 >
リウムハート+ヴィサスでバロネス(5体目で召喚) >
アストラウド > ミーク破壊 > ミークリクルート☆4化 > カラリウムでミーク蘇生 >
赤き竜 > ディスパテル > ヴィサス復帰 >
ライトハート > ライフォビア > ライヒハート > ノヴァサーチ&1ドロー > ミーク+ヴィサスでアムリターラ > アブシジョン
ライト+ライヒでクロシープ > アストラウド2体目 > ミーク蘇生 > クロシープ+ミークでエルフ > ミーク蘇生 > アストラウド2体目+ミークでショウエイ

サンサーラ初動

ヴィサスサンサーラ単体での初動は、★4エクシーズ・☆8シンクロ・★8エクシーズなど色々立てられるのだが、マナドゥムにとってはメインの展開に繋げられない模様？

対象耐性超雷龍 / 炎or闇宣言プロートス

フレイムバンシーを採用したネメシス型であれば、サンサーラ1枚からでも超雷龍もしくはプロートスの妨害を作ることができる。
超雷龍 + エルフ + マスカレーナ + フラッグの盤面になる。

サンサーラ > ライトハート > ライフォビア > ライヒハート > ノヴァ > サンサーラ蘇生 >
ライヒとサンサーラでヘルフレイムバンシー > フラッグ > クロシープ > アストラウド >
サンサーラ戻してフラッグ > コリドー > ライヒ戻してコリドー召喚 >
フラッグとアストラウドでマスカレーナ > クロシープ先に超雷龍 > フラッグ蘇生 > クロシープとフラッグでエルフ > フラッグ蘇生

誘発貫通

初動1枚で貫通は無理なので、2枚初動の場合に貫通できる動きを書く。

リウムハートorライヒハート + ミーク

リウムやライヒの効果を止められてもサーチ先のミークを持っているので、普通にマナドゥム展開ができる。

ヴィサス + ミーク

マナドゥムのシンクロ展開をするが、アムリターラに泡影を食らうと止まる。
うららならヴィサスネームが消えないので、スケア展開に行ける。

ミーク召喚 > ミークを割ってヴィサスを出す > ミークリクルート > アムリターラ > 泡影

リウムハート + ライヒハート

ライヒ召喚から動き、ライヒにヴェーラー/泡影なら手札のリウムで誘発貫通となる。
リウムハートのマナドゥム展開が通らなかったらバロネス単騎となる。

ライヒ > ノヴァ > ライヒ割ってリウム召喚 > リウム召喚時効果 > 泡影 >
ノヴァでライヒ蘇生 > ライトハート > ライフォビア > ヴィサス > ヴィサス召喚 > バロネス

リウムハート + アブシジョン

リウムハートの場合はリウムハートにうらら/ヴェーラー/泡影を食らうことになる。
アブシジョンからスケア展開をし、バロネス単騎となる。
ちなみにライトハートは使い道がないので場に残る。

リウム召喚 > 泡影 > アブシジョン > ヴィサス >
ライトハート > ライフォビア > ライヒハート > ノヴァ > ノヴァでヴィサス蘇生 > バロネス

ライヒハート + アブシジョン

ライヒハートの場合は、ライヒ・ライト・ライフォビアにそれぞれ当てる人がいるが、どこで止められても場にモンスターが残るので、アブシジョンからマナドゥム展開ができる。

ライヒハートを止められた場合は、バロネス・クロシープ・リフレーミングとなる。

ライヒハート召喚 > 泡影 > ライト > ライフォビア > アブシジョン > リウムハート >
リウムハート召喚 > ミーク > トリロスークタ > ミーク蘇生 > アムリターラ > リフレーミング >
ライフォビア > ヴィサス > ライトハート自己蘇生 > ライト割ってヴィサス召喚 > クロシープ > アストラウド > ミーク蘇生 > バロネス

ライトハートかライフォビアを止められた場合

ライトハートかライフォビアを止められた場合は、ノヴァが手札にあるので、蘇生したライトハート・ライヒハートでクロシープを作り、アムリターラを除外してアストラウドを立てることで☆10シンクロができる。

ライヒハート + ヴィサス

元からスケア展開しかできないが、サーチ先であるヴィサスをすでに持っているので誘発を投げられてもバロネスが立つ。

サンサーラ + ライヒハート

泡影を食らったらリトルナイト程度しか作れない？
ネメシスギミックを採用していればフレイムバンシーに行ける。

サンサーラ召喚 > ライトハート > 泡影 > ライヒハート > ノヴァ > リトルナイト

ワンキル

通常の展開をしていれば勝手に大型モンスターが盤面に並ぶので、さほどワンキルに気を使う必要はない。
その中でもショウエイとアストラウドは盤面突破力が高いので、積極的に狙っていきたい。

相手の盤面に触れるカード

魔法・融合

ライフォビア
- 相手の場に守備モンスターがいる状況も結構あるので、展開中についでで妨害を踏める可能性がある。
- バックも破壊できるのが優秀。
アストラウド
- 1破壊と打点3000以上での戦闘突破。
- アストラウドで破壊した後にリトルナイトやバロネスで更に除去するのが理想的な動き。
- チェーンを組まないので、相手にバレなければ墓穴など食らわずに出せるが、マナドゥムを知っている相手にはヴィサスに墓穴を打たれがち。

リンク

リトルナイト
- ライトハートを含めば除外効果が使える。
- ワンキルできない状況でも、アストラウドで1破壊・殴って1除去・アストラウドを混ぜてリトルナイトで1除去ということができる。
  特にバックや墓地リソースを潰せるのが偉い。
サロス
- サロス召喚に全力を出すと他の展開ができなくなるので、後手ではほぼ出さない。
  ラビュや御巫など、バレずにサロスを出した方が強い状況で使う。

シンクロ

バロネス
- 一番無難に出せるエースモンスター。
- 妨害を止めたり、バックを割ったり、誘発ケア(特にニビルケア)したりできる。
- 特に、ワンキルが取れなくても次ターンでの妨害になるのが優秀。
ショウエイ
- 「対象を取らない除外」ができるので、御巫のような対象耐性持ちや、破壊がトリガーとなる炎王や墓地レイジングなどを潰せる。
  墓地リソースも潰せるのが優秀。
- 単体では起動できないので、アストラウドの召喚・バロネスでショウエイを爆破・アブシジョンで爆破・墓穴・抹殺・墓地リフレーミングなどが用意できる状況でのみ出したい。
アンヘル
- 対象を取るなんでも1除外。
  除去性能としてはまあまあだが、バックにも干渉できる「除外」というのはやはり偉い。
- ワンキルが取れない場合でも、光ヴィサス + 闇ライヒハートで出す高耐性アンヘルなら回答が少ない対面もいるので、お祈り0妨害棒立ちエンドという択もなくはない。