![](https://bookyakuno.com/wp-content/uploads/2020/02/さむね_1.2.1.jpg)
ウェイトによるマスクや簡易変形などのモディファイアを組み合わせたアニメーションの作り方を紹介する。
もくじ
参考動画
自作したショートムービーをシーンを利用して、作り方を紹介する。
この動画を作る際に参考にした動画は下記。
同様に破裂しながら消えていくアニメーションを作っている。
こちらでは、ダイナミックペイントにより、別オブジェクトとの接触部分のウェイトと破裂のウェイトを合成し、左から右へ細切れになって消えていく様にしている。
ベースモデル
![](https://bookyakuno.com/wp-content/uploads/2020/02/2020-02-13_02h54_40.png)
サブディビジョン レベル2 程度を適用したモデルを用意しておく。
[ポリゴン数削減]モディファイアで斜め割りに変換
![](https://bookyakuno.com/wp-content/uploads/2020/02/2020-02-13_02h54_45.png)
[分割数を復元]にすると、四角形のポリ割りが斜めになる。
この斜め割りだと、服のしわや斜めにずれるような変形がうまくいきやすい。
[ディスプレイス]モディファイアで膨張
![](https://bookyakuno.com/wp-content/uploads/2020/02/2020-02-13_02h54_50.png)
最初のアニメーションでぽこっと膨張させる用のモディファイア。
強さにアニメーションを付けて、破裂した時にメッシュが飛散していくように見せる。
[頂点ウェイト編集]モディファイアで、ボロノイテクスチャのウェイト化
![](https://bookyakuno.com/wp-content/uploads/2020/02/2020-02-13_02h55_26.png)
マスクに利用するための頂点グループを作成する。
- 頂点グループを新規作成
- [頂点ウェイト編集]モディファイアを設定
- [減衰タイプ]をカスタムカーブにして、画像のようにする
- テクスチャマスクを設定し、ボロノイテクスチャにする
- エンプティオブジェクトを新規作成
- [オブジェクト]にエンプティを設定
- テクスチャ座標をエンプティの位置で調整することができる
- しきい値をアニメーションさせることで、破裂して消えていくウェイトの量を調整する
![](https://bookyakuno.com/wp-content/uploads/2020/02/2020-02-13_02h59_14.png)
[マスク]モディファイアで穴を空ける
![](https://bookyakuno.com/wp-content/uploads/2020/02/2020-02-13_02h55_33.png)
[頂点ウェイト編集]モディファイアにより作成した、頂点グループのウェイトを使って、ポリゴンを非表示にすることができる。
簡易変形モディファイアでねじりを加える
![](https://bookyakuno.com/wp-content/uploads/2020/02/2020-02-13_02h55_38.png)
ねじれて破裂したように、タイミングを適宜調整する。
- タイプは、ねじり
- 座標軸は、Z
- 角度に、アニメーションを付ける
[ラプラシアンスムーズ]モディファイアで穴を滑らかにする
![](https://bookyakuno.com/wp-content/uploads/2020/02/2020-02-13_02h55_43.png)
ラプラシアンスムーズモディファイアでは、開いているエッジを滑らかにすることができる。
これを利用して、マスクモディファイアで作った穴の輪郭のポリゴン感をなくす。
多少体積もしぼむため注意。
サブディビジョンモディファイアでなめらかに
![](https://bookyakuno.com/wp-content/uploads/2020/02/2020-02-13_02h55_49.png)
![](https://bookyakuno.com/wp-content/uploads/2020/02/2020-02-13_02h55_58.png)