![](https://bookyakuno.com/wp-content/uploads/2021/11/2021-11-01_10h01_39.jpg)
地面のような広大なメッシュにパーティクルを付けたりハイポリ化したりしたい場合、大きすぎて高負荷になってしまったり、カメラに映らない不要な部分ができてしまう。
常にカメラの向いている方向にあるメッシュだけ表示して、必要な部分以外をカリングする方法を紹介する。
これにより、レンダリングコストやビュー表示の負荷を軽くすることができる。
作り方
![](https://bookyakuno.com/wp-content/uploads/2021/11/2021-11-01_09h42_26.jpg)
カメラから伸びる平面メッシュと重なる部分をウェイト化し、それをマスクする。
平面
![](https://bookyakuno.com/wp-content/uploads/2021/11/2021-11-01_10h05_29.jpg)
- 平面を作成し、シーンカメラに親子付けする。
- 位置・回転も同じにする。
- 配列複製モディファイアを追加する。
- 一定のオフセットで、カリングしたいメッシュを覆うことができる数だけ増やす。
- 簡易変形モディファイアを追加する。
- タイプをテーパーにし、係数-70程度をつける。カメラのビューに映る部分を覆うように変形させる。
カリングしたいメッシュ
![](https://bookyakuno.com/wp-content/uploads/2021/11/2021-11-01_10h05_56.jpg)
追加するモディファイアのモディファイア順番は一番初めにしておく(他のモディファイア処理前にメッシュを減らしておくとコスト削減効果がある)。
- 頂点グループを追加する。
- 全頂点を選択し、ウェイト0.0の値を割り当てておく。
- 頂点ウェイト(近傍)モディファイアを追加する。
- 近傍モードを、[ジオメトリ]にする。
- ジオメトリを、[面]にする。
- これで、平面メッシュと重なる箇所をウェイト化する。
- マスクモディファイアを追加する。
- 作ったウェイト部分を非表示にする。