忘却まとめ

Blenderの中級者・上級者向けの踏み込んだ情報や、アドオン・3DCGに関する情報を記事にします

Blenderアドオン

軽快になげなわでポリゴンを作るアドオン【G-Lasso Draw】

更新日:

大まかなラフモデルを作成したり、デザインのインスピレーションを得たりするのに使えます。

グリースペンシルを利用しているため、手ぶれ補正や四角形・円形などを利用できます。
メッシュの整形はモディファイアで行っており、ポリゴン作成後も非破壊的に形状調整することができます。

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購入方法(gumroad)

  1. こちらの販売サイト(gumroad)にアクセスする
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  5. メールアドレスを入力
    1. ※gumroadではアカウントを作らず購入することができます
    2. アップデート通知や再ダウンロードができるように登録します
  6. クレジットカードやPayPalで支払い方法を設定する
  7. 「支払う」で購入する

使い方

アドオンをインストールする

アドオンのインストール方法は、下記の記事で紹介しています。

1. G-Lasso Drawを実行する

アドオンを有効にすると、ToolsタブにG-Lasso Drawパネルが追加されます。
メニューの一番上にあるCreate G-Pencil / Polygon(Shift + V)を実行します。

グリースペンシルオブジェクトが作成されて、すぐさま描画できる状態になります。
Shift + V のショートカットから実行すると、マウスポインタの位置に3Dカーソルが設定されるので、ショートカットによる実行を推奨します。

内部処理

グリースペンシルのドローモードでない場合に実行すると、下記が自動で一括処理されます。

  1. グリースペンシルオブジェクトを作成
  2. グリースペンシルのドローモードに変更して、すぐさまストロークを描画できる状態にします
  3. マウス位置にカーソルの配置
    • カーソルは他のオブジェクトの面上に配置されます
    • グリースペンシルはカーソル位置に描画されます

※Blender2.79 verの場合は、shift + Vですぐさまグリースペンシルを描画し、描画終了後にポリゴン化されます。

2. ストロークを描く

グリースペンシルドローモードに入るので、好きなようにストロークを描きます。
必要に応じて、描く前に3Dカーソルの位置を変更すると、描画される位置を変更できます。

3. G-Lasso Drawを実行する

Create G-Pencil / Polygon(Shift + V)を実行すると、ストロークがポリゴン化されます。

内部処理

グリースペンシルのドローモードにて実行すると、下記が自動で一括処理されます。

  1. グリースペンシルのストロークをポリゴンに変換
  2. 面を作成
  3. 厚み付けモディファイア設定
  4. リメッシュモディファイアを設定
  5. ミラーモディファイア設定
  6. スムーズモディファイアを設定
  7. グリースペンシルオブジェクトの削除

4. モディファイアの調整

G-Thickness Gesture(Ctrl + Shift + V) から、作成したポリゴンのモディファイアの調整や設定の切り替えなどができます。
モディファイアの全適用とボクセルリメッシュにもアクセスできるので、作成したポリゴンをすぐさまスカルプトなどにも利用できます。

Dソリッド化モディファイアを調整
Sスムーズモディファイアを調整
X/Y/Zミラーモディファイアの軸を切り替え
1,2,3オフセット操作(1,0,-1)
Cモディファイアを全て適用
Bボクセルリメッシュ
Escキャンセルして厚さとオフセットを元の値に戻す
オプション
TabKeep Operating オプションを切り替え
X + Ctrlミラーオプションを切り替え
C + CtrlOrigin To Cursor オプションを切り替え
  • ソリッド化モディファイアが実行時に設定されます
  • 操作を開始した時に、ソリッド化モディファイアが未設定だったオブジェクトで、マウスポインタを操作しなかった場合は、ソリッド化モディファイアは除去します
  • 操作を完了した時に、ミラーモディファイアの軸設定がすべてオフだった場合、ミラーモディファイアを除去します

 ショートカット

ショートカットにより実行することを推奨します。(実行時にマウスポインタの位置に3Dカーソルが配置されるため)

ショートカット動作
オブジェクトモードなど
shift + Vグリースペンシルオブジェクトを作成
Ctrl + Shift + V各種モディファイアを調整・適用
グリースペンシルのドローモード中
shift + Vストロークからポリゴンを作成
Shift + Alt + V ストロークからチューブを作成(スキンモディファイア)
Alt + V減算ブーリアン
Ctrl+ V加算ブーリアン
Ctrl + Alt + Vスライスブーリアン

グリースペンシルの操作シート

ショートカットアクション
ストローク + Shift + Alt多角形ライン
ストローク + Shift手ブレ補正(スタビライザー)
ストローク + Alt縦横の直線
ストローク + Ctrl消しゴム
D + Delete現在のストロークをすべて削除(キーフレーム削除)
Tab,Tab,Deleteグリースペンシルオブジェクトをすぐに削除

きれいに作るコツ

アドオンを使用して作った作例のモデル。
アドオン以外は、基本的な操作での位置調整や複製・プロポーショナル編集での形状調整によってほとんど作りました。

  • 下書き用のグリースペンシルを軽く書いてから、ポリゴンにするグリースペンシルを作り始める
    • 大まかなシルエットの方向性が決まっていれば、立体にしたときの形状をどうするかに集中できる
    • このアドオンのShift + V は、単純に高速グリースペンシルオブジェクト作成できる機能としても使える
  • shiftを押しながらで手ぶれ補正を有効化
  • shift + alt を押しながらで多角形ラインを描く
  • ポリゴン化した後に、プロポーショナル編集で調整
  • ポリゴン化する前にグリースペンシルの編集で調整
  • 移動・回転・スケールで位置調整
  • Relax で、頂点の流れを平均化して滑らかに
  • 一筆で書く
    • ストロークが分かれているとうまくポリゴン化できないことがあります

UI

  • アクティブオブジェクトとオプションに分類しています
  • UIの一番上からポリゴン作成とオプションに、簡易的にアクセスできます
  • モディファイアとオペレーターにアクセスできます
  • 各種オプションにアクセスできます

その他

Keep Operating - ポリゴン化実行後にも描画を続ける

より高速でスムーズに描くことができるようになります。

  • オプションから有効化できます
    • Option → Other → [Keep Operating]
  • このオプションを有効化時にグリースペンシルドローモードを離脱したい場合は、[Tab → Tab → Delete]が素早いです
    • (編集モード → オブジェクトモード → 選択中のグリースペンシルオブジェクトを削除)

グリースペンシルでのナイフ投影機能

多角形面のエラーの修正などに便利です。
四角形や円などのストロークと合わせて使用すると、普通のポリゴンモデリングでも利用しやすいです。

  • Active Object → Boolean → [Knife Projection]
  • ストロークをFillで塞ぐオプションがあります

ボクセルリメッシュ

  • Blender2.81の新機能を利用できます
  • モディファイアの全適用、選択オブジェクトを全て結合、ボクセルリメッシュを実行します

ブーリアン

  • ブーリアンモディファイアの維持が可能に
  • 減算ブーリアン以外にも、投影するように切り抜くオプションを追加
  • 交差ブーリアンを追加
  • Option → Other → [Keep Operating] オプションが有効の場合のみオプションを事後変更できます

スキンモディファイア

  • キーマップ Shift + Alt + V
  • メニューからスキンサイズを一括変更できます

ミラーモディファイア

  • X,Y,Z
  • クリッピング
  • Bisect(2等分)
    • 反対側にはみ出たメッシュを削除します
  • ミラーオブジェクトの設定
  • Origin To Cursor オプションが有効の場合
    • オブジェクト単体でミラーします
    • グリースペンシル作成時にカーソルが描画位置に自動で設定されるので、そこに原点を配置して対称化するようになります

ソリッド化モディファイア

厚みを付けます。リメッシュやベベルなどのモディファイアを利用するには必須です。

  • オフセット
    • 0~1で、作成したメッシュの面の表側に押し出す
    • -1~0で、作成したメッシュの面の裏側に押し出す
    • 0で両方に均一に押し出されます
    • グリースペンシルを描いた方向で、作成されるメッシュの裏表が決まるので注意

ベベル モディファイア

※ベベルモディファイアは、尖った部分があるメッシュだとうまくベベルできません。

  • 分割数
  • 制限方法
  • 重複頂点の回避
  • 重み付き法線モディファイアを追加
    • シェーディングが汚くなる場合は、重み付き法線モディファイアを有効にすると改善することがあります

サブディブジョン モディファイア

このアドオンで作ったメッシュに、サブディブジョンモディファイアを付けると、シワができることがあります。
Ngon convert to tris   and quads オプションで見た目が改善する場合があります。

  • 分割数

リメッシュ モディファイア

  • メッシュを再構築します
  • ソリッド化モディファイアと併用する必要があります

スムーズモディファイア

  • リメッシュモディファイアと併用することにより、作成するメッシュをより滑らかな形状にすることができます

その他のオプション

  • 各モディファイアの適用
    • モディファイア設定してすぐさま適用します
    • 各モディファイアオプション内の右にある小さなアイコンのボタンで有効化
  • Auto Mirror アドオンの使用
    • こちらを使用する場合は普通のミラーは無効にすること
  • 自動スムーズ
    • 作成したメッシュの側面のポリゴン感をなくします
  • 頂点数の最適化
    • 頂点数を、形状を崩さずに削減します
    • ゆっくりとしたストロークで描くと頂点数が多くなってしまう場合に有用
    • (内部的には限定的溶解を使用しています)
  • 頂点の流れをリラックス
    • LoopToolsアドオンのRelaxを使用
    • 0だと無効になります(デフォルトで0です)
    • 少ない頂点数の角部分も滑らかになってしまうので、場合によって使い分けてください
  • Ngon convert to tris  and quads
    • ポリゴンを三角形化と、三角形を四角形化を実行します
    • サブディブジョン モディファイアの見た目が改善する場合があります

その他機能

  • Origin to Cursor オプション
    • 回転値の適用オプションを追加しました
  • relax
    • 複数オブジェクトに対してオブジェクトモードから実行できます
    • 特にスキンモディファイアを利用する際に役に立ちます
  • "Set Option To Selected Object"
    • 既存の選択オブジェクトにアドオンの各種設定を適用します
    • モディファイア一括適用機能として扱うことができます

Auto Mirror アドオンのサポート

内蔵のミラー自動設定アドオンを利用できます。

通常のミラーでは、ミラーの反対側へポリゴンがはみ出ててしまいますが、
このアドオンでのミラーを使えば、反対側へはみ出た部分をクリッピングすることができます。

Blender2.8では、二等分オプションによって実現できます。
アドオンでは、元のメッシュ自体がクリッピングされるという利点があります。

Blender2.8版ダウンロード - gumroad

AutoMirror - 外部サイト

カーブチューブ・セットアップ機能

ver1.1 エヴァ カーブ盛り

カーブをチューブにするためには、多少手間のかかる設定する必要がありました。
これを一発で設定する機能です。

※ Blender2.8のみ
※ 投げ縄ポリゴンを作る機能とはまた別の機能です

使い方

カーブチューブ セットアップ画像
  • “CurveTube setup” ポタンにより、空のカーブオブジェクトが作られます
  • CurveのDrawツールなどですぐさまチューブを作成できます
  • Curveパネル内でカーブオブジェクトのパラメーターを調整できます

オプション

  • サブディビジョンサーフェスモディファイア
  • ミラーモディファイア
    • X,Y,Z
    • クリップ
    • ミラーオブジェクト
  • 解像度
  • 半径サイズ
  • 半径の解像度
  • フィルモード
  • 筆圧の有効・無効

カーブパネル

現在選択中のカーブのチューブ関連の各種設定を操作することができるパネルです。

  • 解像度
  • 半径サイズ
  • 半径の解像度
  • フィルモード
  • 筆圧の有効・無効

更新履歴

更新履歴に関しては下記記事にまとめました。

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