デノイズの設定は3種類ある。
紛らわしいため各オプションの用途を整理する。
(この記事は、デノイズのアルゴリズムの種類の話ではないため注意)
メイン設定
レンダー設定内にあるオプション。
レンダリング直後にデノイズされる。
- レンダリング後にすぐさまデノイズされる
- 各種パスはデノイズされない
- Blender2.9以降
ビューレイヤー
ビューレイヤーの設定は、デノイズを各ビューレイヤーで利用するかどうか。
メイン設定がオンでも、これが有効でなければ反映されない。
また、メイン設定が有効でないとメニューが表示されない。
- メイン設定のビューレイヤーごとのオプション
- 複数のビューレイヤーごとに処理を変えたいということでなければ、気にしなくてよい
コンポジットノード
3つ目は、後処理のコンポジットにてデノイズノードを利用する方法。
パスのデノイズデータを有効にすると、入力ソケットが増える。
この状態でレンダリングしたのち、デノイズノードを利用してノイズを除去する。
- 後処理でデノイズする
- 他のパスもデノイズできる
- ノードのセットアップが必要
- 早さはおそらくメイン設定と変わらない
- メイン設定とデノイズノードは同じ設定のアルゴリズムを利用している
- メイン設定の方も有効にすると重複処理になってしまうため、メイン設定はオフにした方がよさげ