忘却まとめ

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ネットから正しく情報を得る【インターネットの情報リテラシー】

その他

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昨今では誰でもネットにアクセスできるが、正しく情報を得て自分で取捨選択すること。

特に医療やニュースなど、人々の関心が高いカテゴリーは情報が錯綜しがちなので注意が必要。

情報の信憑性を確認する

全く違う情報源から同じ事実を確認して、信憑性を高める。
複数の意見を見ることで情報の確度が高まる。

  • 引用元を確認する
  • 公式サイトを確認する
  • 複数のサイトの情報と比較する
  • ネット以外の情報と比較する
  • 公的機関や大学などのドメインの情報を見る

気をつけるべきこと

  • 大げさな表現・断言
    • 悪質なサイトは、見る人が興味を引くように大げさな表現を使いたがる
    • 正確な情報を断言して発信するのにはそれなりの十分な裏付けが必要である
    • 大げさな表現やまだ不確定なものを断言するような見出しは疑う
  • 引用元
    • 引用元がなければ発信者が言っていることの裏付けができない
    • 引用元があっても、それが事実とは限らない
    • ひどい例では、一見自分とは無関係な文献から引用した情報は、実は自分が書いた文献だったとか、引用元の引用元が自分の書いた文献だった、というのもある。(出典ロンダリング)
  • 匿名サイト
    • 匿名では無責任な発言が多い
    • 引用元がない情報は信用しない
  • SNS
    • 半匿名や実名のアカウントであっても、その情報発信者が正確な情報を投稿しているとは限らない
  • 大手サイト
    • 検索結果には、企業の大手サイトなどがよく出てくるが、検索上位だから正しい情報とは限らない
    • 大手サイトでも発信者はサイト内の個人アカウントである場合もある
  • まとめサイト
    • 匿名サイトの情報を大げさな表現でまとめあげるサイトが多い
    • 匿名であり、引用元がなく、信憑性よりも閲覧数稼ぎを重視しているサイトが多い
    • ゲーム系迷惑サイトとも言われる
  • インタビュー
    • 意見が捻じ曲げられていないか
    • 賛成意見と否定意見の両方があるか
  • スクリーンショット(スクショ)
    • 画像は簡単に捏造することができる
    • スクショはすぐに見やすいが、記載されている引用元の方を見ること
    • 引用元がなければ情報を疑う
  • 専門家
    • 専門家は本当にその情報に対する専門家か
  • 芸能人・有名人
    • 「芸能人・有名人がやってるから」は良いことの保障になりえない
    • (後光効果/ハロー効果)
  • 人気度
    • 多くの反響を得ているからといって、その情報が正確とは限らない
    • 例えば、Twitterのいいね・RT数が多くてもそれが正しいとは言えない

情報の発信者を見る・バイアスを考慮する

記事は必ず誰かが作っている。
その誰かには何らかの意図があってネットに情報を公開している。
(ある商品を売るため・主義・主張を布教するため・記事のビュー数を稼ぐためなど)

そして、情報は発信者の主観・記事内容への自身の賛否の意見に偏る。
公平に書かれることはあまりない。
書き手自身や、メインのターゲット層・業界・スポンサー・影響力のある国などが不利になることや批判は書かない。
極端な場合では、作為的な情報の選択・意図した結論に誘導するなど。

発信者の立場を理解した上でバイアスはあるものとして、事実と発信者の意見を読み分ける

SNSのコミュニティは自分が作っている

SNSは自分でフォローする人を決めているため、情報が偏りがちになる。
その人が視聴した動画やいいね・RTした情報を元に、似た情報を流したり、利用者が好ましい情報・広告を出すように作られている。

そして、自分の主張に反論する情報が見えにくくなり、周囲が自分の賛同者だけになり、自分の主張がより正しいと思いこんでしまう(エコーチェンバー現象)。
自分から見えるネットの世界が、世界のすべてと誤解しないように。

鵜呑みにしない

情報はどこまでいっても「高い確率で信用できる」であって、「ここの情報は絶対に正しい」ということはない。
他人から出されたものを鵜呑みにせず、結論は自分で決める。

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