もくじ
前置き
自分は時折音楽制作に挑戦しては挫折を繰り返している。
再挑戦4、5回目?
DAWソフト選び
DAWソフトとは、録音・編集・ミキシングなどの一連のデジタル音楽制作作業ができるソフト(デジタル・オーディオ・ワークステーションの略)。
多くの会社から公開されており、自分にあうものを選ぶ必要がある。
基本的に有償。
以前Macを使っていた時はGarageBandを触っていたので、それに近そうなものを選択。"Cakewalk" というのが下記の記事にて紹介されていたので使ってみる。
Cakewalkは以前有償だったものが無償になったため、有償ソフト並みに一通りのことができるようだ。
(cakewalkとは、19世紀のアメリカ黒人たちの間で始まった歩き方を競う競技で、最も奇妙な歩き方をした者が賞品としてケーキをもらえたことから)
cakewalkの意味・使い方|英辞郎 on the WEB:アルク
インストール
- Cakewalkのインストールの際に、アドオンもインストールすること
- あとでもインストールするか選択できるが、インストールしておかないと楽器がほとんど使えない
- これを入れ忘れて、チュートリアル動画と違って戸惑った
- つまづいた点
- このソフトを起動しているとブラウザのYouTubeやiTunesなどの他のアプリの音が出ない問題があった。これはFL Studioを直前にインストールしていたことが原因だった
- 環境設定 > デバイスの選択 > 入力デバイス・出力デバイスを ASIO4ALL~から、FL Studio ASIO に変更して解決した
チュートリアル
この動画を参考にしつつ触ってみた。
この動画内で使用しているプラグインは、別途インストールが必要なものもある。
動画の人は他にも曲制作の全工程を紹介しており、わかりやすいので参考になる。
サイバーパンクやKAWAII系、LOFI、レトロウェーブなど様々な曲を作る動画を投稿している。
ほしい音を表現するには様々なプラグインが必要
ほしい音を表現するには、様々なプラグインが必要。
プラグインには、音源やエフェクトなどがある。
DAWソフトは打ち込みや録音をしつついろんな音源をまとめるようなものであり、音自体は基本的なものしか入っていない。
プラグインは有償のものが多い。
(音楽制作は楽器・周辺機器・プラグインなどやたら金がかかりそうなイメージである)
その中でも無償で高品質な物もあるので、いくつかインストールするとよい。
結構容量を食うので、PCの十分な空き容量は必要。
https://sakky.tokyo/post-8595/
Spitfire Audio LABSシリーズ
様々な音源詰めセット。これを鳴らすだけでゲームの環境音や自然番組のBGM的なものが表現できる。
https://dtmer.info/spitfire-audio-labs/
iZotope Vinyl
レコードの音質を再現する。
レコードならではの音質の劣化が起きたり、レコードを再生したときのノイズを好きな量入れる
Vital
フリーのシンセサイザー。
視覚的でわかりやすい。
挙動を理解しないとそれでも分かりづらいが、各メニューの役割を理解するとわかってくる。
- OSC
- ベースとなる音。
- 波形を変えるとそれ相応の音が出る。波形と音の印象が似ているのでわかりやすい。
- UNISONの「1v」となっている箇所を上げると追随する音が増える(厚みが出る)。
- 「PITCH」で階調を調整する。
- 3つ用意されていて、波形やPITCHを変えて重ねることで音の厚みを作ることができる。
- 「FILTER1」と書かれている箇所がOSC1,2,3ごとに違うので、全てに左下のオレンジのフィルターを付けたい時はここを変えること。
- FILTER
- こもったようにできる?
- ENV
- OSCの出した音がどのように消えるかのカーブ。
- カーブが狭ければ音が短く終わる。
- LFO
- 他の値へ関連付けすることで、値をカーブで弄くることができる。
- 「Triangle」から、カーブのプリセットを選べる。
- ギザギザにすることで、1度音を出しただけで波打って繰り返すような表現もできる。
- 複数の箇所に付けることができる。
- なぜかピアノロールから再生すると音がおかしくなる?(MIDIキーボードで鳴らしている時やフリーズさせた時はおかしくならない)
- RAMDOM
- 他の値へ関連付けすることで、値にランダム感を付けることができる。
- VOICES
- 1度に出すピアノロールのノートの数を指定できる。
- これを2にして、好きな箇所にノートを重ね、GLIDE、LEGATOを使うことで、指定の箇所ぎゅいんと下がる表現ができる。
- EFFECTS
- 左上のタブから選択できる。
- 基本的なエフェクトが網羅されている。
- ここにもLFOを付けることができる。
小ネタ
サイドチェイン
Cakewalk By BandLabでのサイドチェインの使いかた | どんぐりの音あそび
音源を別の音源と関連付けて同期させ、その音源のタイミングでエフェクトをかけるもの。
ドラムの音と同期させ、他の音源がそのリズムに乗ったように音程を上下させたりできる。
- サイドチェインをかけたいトラックに、オーディオFXの挿入 > Cakewalk > Sonitus Compressor を追加する。
- ドラムのSendsに、先程作ったSonitus Compressorを選択する。
- (ここまでではSonitus Compressorを調整していないので何も起こらない)
- Sonitus Compressorを開き、値を調整する。
- カーブの右上部分がへにょんと曲がっているとCompressorの効果がある。
- 左のつまみを動かすと効果的。
なにも鳴らしていないのに音が止まらず鳴り続ける問題

MIDIキーボードのような鳴らすものが原因で鳴っている模様。
時間表記の下のパレットアイコンを押してリセットすることで止められる。
ちなみに、その横の「~」アイコンが無効化状態だと、音が鳴らないので注意。
習作
01
最初はピアノとかドラムとかを入れつつ後ろにLABSの音入れてやろうと作っていたが、最終的に「これLABSだけの方がよくね?」となってしまった。
作りたいものとは違うが、先は長そうなのでとりあえず作品として投稿した。
このような音源を利用するだけであれば、音楽の知識がなくてもある程度は作れる。
「カップラーメンの調理が料理と呼べるか」のように、プラグインだけを利用して作ったものが音楽制作と呼べるかという感じはする。
02
ワンフレーズだけ。
下記記事を参考に制作。
無料のシンセサイザーのVITALがよさげだった。
Speedrum Liteの方は音源の場所がわからず未使用。
無料DAWで打ち込みでのEDMの作りかた【Cakewalk】 | どんぐりの音あそび