複数のストロークを自動結合するオプションを追加し、自由に描いたストロークでポリゴン作成を行うことができるようになりました。
基本機能を改善してより使いやすくなりました。
もくじ
ダウンロード
リンク
複数のストロークを自動結合するように改善
今までポリゴン化するグリースペンシルのストロークは一筆書きである必要がありましたが、自由に書いたストロークをポリゴン化できるようになりました。
これに伴い、[ストロークを分離]オプションをデフォルトでオフにしました。
[ストロークを結合する距離]オプション
結合するストロークの許容距離を変更できます。
値を0にするか、[ストロークを分離]オプションを有効にすると、このオプションは無効化されます。その場合は、1ストロークごとに面が作成されます。
いくつかのオプションを事後設定メニューから変更できるように
ポリゴン化実行後に出る左下のメニューから、いくつかのオプションを事後調整することができます。
事後設定メニューで調整した値は、シーンプロパティの同じオプションにも自動で反映されます。
- [スムーズシェード]を追加
- [自動スムーズ]を追加
- [内側メッシュを構築]と[辺の長さ]を追加
- ソリッド化モディファイアの[幅]を追加
- スムーズモディファイアの[反復]を追加
- 事後設定メニューのレイアウトを変更し、見やすくしました。
- ストローク・モディファイアなどに要素に分類しました。
- モディファイアに関して、実際の追加順に並び替えしました。
簡易リメッシュ機能をオペレーターとして追加
ストロークをポリゴン化する機能のオプションの1つだったリメッシュ機能を、オペレーターとして追加しました。
開いたメッシュをリメッシュすることができます。
- パネルメニュー > メイン > 適用 > Boundary Aligned Remesh
同じアルゴリズムのリメッシュでよりオプションが多彩で高機能なアドオンはこちら ↓
シュリンクラップモディファイア機能の仕様変更
以前はアクティブオブジェクトにシュリンクラップモディファイアを追加する仕様でしたが、複数オブジェクトに一括設定ができるように仕様を変更しました。
アクティブオブジェクト以外の選択オブジェクトすべてにシュリンクラップモディファイアを追加します。
アクティブオブジェクトをシュリンクラップモディファイアのターゲットに設定します。
- モディファイア順序の一番最初に設定するオプションを追加しました。
その他
- パネルメニュー > オプション > 各数値オプションのレイアウトを変更し、見やすくしました。
バグ修正
- スクロールブールモディファイアが動作しない問題を修正しました。
- Gアジャストジェスチャーの配列複製モードにて、スクロールや十字キーなどによる複製数の増減ができなくなっていた問題を修正しました。
- Gアジャストジェスチャーのベベルモードにて、制限タイプをCtrl + Tabで変更できるように調整しました。
- ナイフ投影について、Blender2.93以降で動作しない問題を修正しました。
- Blender2.93以降でナイフ投影オペレーターの仕様が変更されたことが原因でした。