欲しい情報をネットから得る方法をいくつか紹介する。
普遍的な事実や情報を知りたいだけであれば、ネットは大変便利なものである。
ただし、少し特殊な情報を知りたい時には、工夫しないとうまく情報を得ることができない。
欲しい情報がヒットするまで様々な方法を試しながら検索することが重要。
もくじ
記事検索
検索キーワード
- 多くのキーワードを模索する
- 大抵は検索結果の1ページ目内で欲しい情報がヒットするので、いい記事が出ないのならキーワードが良くない場合が多い。
- すべてのキーワードにヒットする記事のみを調べる(完全一致)
- Google検索は、検索キーワードの一部を勝手に省くことがある。
- ヘッダー > ツール > すべての検索結果から、「完全一致」に切り替える。
- または、"" でキーワードを囲う。
- 特定のサイト内から検索する
- 特定のサイト内の情報を検索したい時、サイトが用意しているサイト内検索機能よりGoogleから検索した方がうまくヒットする場合がある。
そのサイトのドメイン(bookyakuno.comなど)を一緒にキーワードに加えると検索できる。 - 「site:bookyakuno.com」と書く。
- 特定のサイト内の情報を検索したい時、サイトが用意しているサイト内検索機能よりGoogleから検索した方がうまくヒットする場合がある。
- 英語で調べる
- 英語翻訳したキーワードと、記事の見出しをページ翻訳すれば、英語記事でも案外調べられる。
- 当たり前だが、日本語で検索して出るのは日本国内のユーザーが書いたものだけ。日本のユーザー数が少ないコンテンツを調べるのであれば、英語の方がヒットしやすい。
- 英語が得意である必要はないが、調べたいワードの英単語を知っておくと今後も便利。
- 質の低いサイトは除外する
- 検索妨害にしかならないサイトは除外する。
- Personal Blacklistなどのブラウザの拡張機能で、Google検索から特定サイトを除外できる。
- 企業系サイトは、とにかく記事を作って検索上位にヒットするようにしていたりするせいで、中身の薄い・浅い・間違っているなどがある。
- もちろんしっかりとした情報を発信しているサイトもあるし、内容が浅くても物量の多さのおかげで有用な企業サイトもあるので、有用なものは無理にブロックしなくても良い。
- 質問系サイト(知恵袋、OKWAVEなど)は、回答者のまともな答えが少なく、中々いいページが少ない。
- まとめサイトは、1次情報をセンセーショナルに脚色した2次情報の娯楽サイトなので情報源にはなりにくい。
- 画像検索結果を利用する
- 画像は把握しやすいため、こちらの方が自分の欲しい情報にヒットしやすい場合もある。
- 画像による検索を利用する
- Googleの画像検索結果に、画像ファイルをドラッグ&ドロップすれば、その画像ファイルと似た画像や高解像度版を見つけることができる。
記事から情報を探す
飛ばし飛ばしで多くの記事を見ることが重要。欲しい情報が乗ってないと感じたらすぐ別の記事を探す。
記事の見出しや記事内画像を見て、自分の欲しい情報に近いか確認する。
細かな文章をみるのはその後。
- まえがき・あとがき・まとめは飛ばす
- これらをくどくどと書く記事は、水増しされていて内容が薄い記事であることが多い。大抵調べ物をする際は、2、3割は知っている物事を調べるので不要なことが多い。
- ある程度一気にスクロールして欲しい情報が得られないのなら、戻って別の記事に行く。
- 知りたい情報が固有名詞なら、記事内検索(Ctrl + F)を活用する
- スクロールして欲しい箇所を探すより手っ取り早い。
- 情報の薄い水増し記事は読み飛ばす
- フリー素材の外人の画像を章ごとに挟んでくる記事がたまにあるが、あれは見栄えをよく情報量を多く見せかけるだけのものなので、さっさとスクロールする。
- あまりに無価値なら上記の拡張機能でブロックし、二度と検索結果に出ないようにする。
Twitterで検索する
SNSが普及し、個人ブログが衰退した時代においては、SNSの方が案外有用な情報が多い。
一般人の多くが情報発信していると言うのが強みであり、母数が多いおかげで特殊な状況の問題を解決したツイートもたまに見つけることができる。
また、数分前などのリアルタイムな情報にも特に強い。
ただし、逆に古いツイートを探しにくい。
特殊な検索
特殊検索を活用することで、より絞り込みをすることができる。
機能 | 説明 |
min_faves:100 | 特定のいいね数以上のツイートのみ検索。 いいねの付いていない雑多なツイートを除きたいときや、一定数以上人気が出たツイートのみを検索したい時に便利。 |
from:アカウント名 | 特定のアカウントのツイートのみ検索。 その筋に詳しい有識者や開発者本人などが、欲しい情報を呟いていないか調べる時に便利。 |
filter:images | 画像のみ検索。 |
From:bookyakuno since:2014-04-01 until:2018-09-15 | 特定の期間を検索。 |
動画検索
動画を調べ物の情報源として扱う場合、スキップを多用する。
「解説動画はわかりにくい・手間」という意見があるが、確かに同じ情報が記事検索してヒットするなら、文字と画像で把握できる記事見た方が早い。
動画は、動画でないと状況が分かりにくい解説を見れるのが良さ。
- 序盤の2、3割程度は導入や目次であり、重要なことは語られないなのでまず飛ばす。
- 大抵の大まかな章ごとに分かれて作られてるので、知りたい章がある3、6割などに飛ばす。
- 10秒飛ばしで早送りにし、自分がすでに知っている情報や不要な語りを飛ばす。
- 字幕の補助を使い、ミュートでも把握できるようにする。
- 外国語の動画なら必須。YouTubeの自動翻訳字幕は言語の壁を超えられる。