テクスチャマッピングをマウス移動で調整するアドオンを紹介します。
マッピングのスケールなどを手早く調整するのに便利です。
もくじ
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マッピング調整
マッピングノードのトランスフォームなどをマウスの左右操作で調整することができます。
数字キーにより、値の数値入力ができます。
アクティブなマッピングノードもしくは最初にヒットしたマッピングノードを対象にします。
メニュー
- 3Dビュー > サイドメニュー(N) > Addons > Mapping Gesture
キーマップ
- オブジェクトモードにて、Alt + Shift + T
キーマップ | 機能 |
G / R / S / S+Shift | トランスフォームタイプを変更します。 Sのスケールだと、すべての軸を調整します。Shift + Sでスケールの軸を個別調整をします。 |
X / Y / Z | 軸を変更します。 |
T / T + Shift | テクスチャ座標の出力ソケットを循環して切り替えます。 Shift + T で逆順に循環します。 |
Shift | 微調整します。 |
Ctrl | 値をまるめます。回転の場合は、45度ずつになります。 |
[ホイール上下/ 十字キー] | 対象のマテリアルスロットを変更します。 |
[ ホイール上下 / 十字キー] + Ctrl | 対象のマッピングノードを変更します。 |
数字と四則演算0~9, +-*/ | 直接数値を入力します。四則演算が行なえます。 |
仕様
- 実行時にアクティブなノードがマッピングノードの場合、そのマッピングノードを対象とします。
- マッピングノードが存在しない場合は、自動でマッピングノードとテクスチャ座標を追加し、全てのテクスチャノードにマッピングノードを接続します。
- テクスチャノードがない場合は終了します。
- 実行中にマテリアル切り替えをして、対象マテリアルスロットが空だった場合やテクスチャノードが存在しない場合は何も実行されません。
画像の追加
Setup Texから、1枚の画像をベースカラーに追加できます。
Setup Priから、ベースカラー・メタリック・粗さ・ノーマルなどのテクスチャを一括追加できます(Node Wranglerアドオンからの移植機能)。
ノードの簡易表示
ベースカラー・メタリック・粗さ・ノーマルの値や接続された画像ノードを表示することができます。
一部の調整ノードの追加・削除・ミュート・エミッションビューアーなどの簡易的な編集を行えます。
※ 試作機能であり、このメニューのみでの完全なノードの制御はできません。
調整ノード
- カラーランプ
- RGBカーブ
- 色相・彩度
- 輝度・コントラスト
- RGBをBWへ
- 反転
- ガンマ
注意点
ノードの簡易表示メニューは、1つのプリンシプルBSDFがあるシンプルなノード構成のマテリアルで正常に動作します。
アップデート履歴
ver1.0.1 マッピングノード・マテリアルの切り替えの改善
2021-12-09
追加
- Ctrl + マウスホイールや十字キーで、対象のマッピングノードを変更できるようにしました。
バグ修正
- マッピングノードが存在しない場合は、マッピングノードとテクスチャ座標を追加し、全てのテクスチャノードにマッピングノードを接続するように修正しました。
- マウスホイールや十字キーで、マテリアルが正常に切り替えできない問題を修正しました。
ver1.0.0 Mapping Gestureアドオンを公開
2021-12-04