原始的な手段で建築・生活を再現する動画が面白かったので、内容をまとめる。
石器・火・石斧・ヒモ・カゴ・土器・炉・送風機・瓦・家の骨組み・土の壁・弓矢・レンガ・セメント・貯水槽など、全て0から作っている。
もくじ
道具
石器
石を他の石とこすり合わせて研磨し、尖らせる。
様々な物を加工する道具として使う。
石斧
石器で持ち手とする木を切る。
石を入れる穴を開け、その穴を炭で焼き付け、ヒビ割れないように安定化させる。
研磨した石を嵌める。
火起こし
棒を擦り合わせて摩擦熱で火を起こす。
火によって木炭や灰を作ったり、暖をとったり、加熱調理をする。
きりもみ式
回転摩擦式火起こしの、基本的な手法。
手で回転させるのでかなり疲れるため、この回転動作をよりやりやすくした手法が色々ある。
- 木の板(火きり臼)に切り込みを入れて、火種が下に落ちるようにする。
- その切り込みに棒(火きり杵)の下部を当てて、棒を手で回転させる。
- 摩擦熱によって木が燃えて、火種ができる。
- 火種を燃えやすいものに載せて包み、やさしく息を吹きかけて火を起こす。
弓ぎり式
縦棒にヒモを1回転だけ巻き、横棒の両端にヒモを付ける。
横棒を前後に動かすことで、巻きつけられたヒモと縦棒が摩擦によって絡み、縦棒を回転させる。
横棒を戻す時は、ヒモを緩めることで縦棒とのヒモの摩擦が少なくなり、戻している間は縦棒は慣性のまま回転する。
そのため、1方向に回転させることができる。
前後の動きだけで棒を回転させることができるので、きりもみ式より労力を使わない。
まいぎり式
上下運動と、ヒモが元に戻ろうとする力によって火を起こす。
棒に巻き付けたヒモを下に引っ張ると棒が回転し、力を抜くとヒモが勝手に巻き戻ることによって、半自動で回転する。
ヒモと棒だけでも棒の回転ができるが、よりやりやすくするためにパーツを追加する。
- ヒモと棒を用意する。
- ヒモの中央を、棒の上部に固定し、棒にヒモを巻き付ける。
- はずみ車を作る。
- 平たい円状の石(または木など重いもの)に穴を開け、棒に嵌める。
- 遠心力によって回転運動のムラを打ち消す。
- 穴作成用のドリルを作る。
- ハンドル作成用の道具で、最終的には使わない。
- 刃にする石を研磨して尖らせる。
- 棒の下部を途中まで半分に割り、鋭くした石を嵌めて、ヒモで縛って固定する。
- ハンドルを作って持ちやすくする。
- 木の板を用意する。
- 石を付けた棒を板に突き立て、ヒモを下に引っ張ると回転する。
- 石がドリルのように回転するので、掘削機となる。
- 穴を開けた木の板を棒に嵌め、両端に紐をつける。
ヒモ
ツルやしなりのよい茎・割いた細い樹皮など、長細いものをヒモとして使う。
より高品質に作るなら、叩いたり梳いたりして植物繊維以外の要素を取り除く。
捻ることで強度が増す。
カゴ
縦ヒモの間に横ヒモを交互にくぐらせて作る。
縦ヒモは奇数にする。
手で持ちきれない多くの物資を運搬・保管するのに使える。
サンダル
太いヒモを、足の底面のフレームになるように曲げる。
太いヒモの間に、細い紐を交互にくぐらせて作る。
骨のナイフ
大きめの動物の骨を割り、真っ直ぐな部位を選ぶ。
それを研磨し、鋭くさせる。
そのままでは持ちにくいので、ヒモを巻き付けて持ち手とする。
ノミ
鉄などでできた硬い棒状の物。
穴を開けたり細かな形状を彫刻する道具。
対象に突き立てて上から石やハンマーで叩くことで、打ち付ける力を1点に集中できる。
炭の筆記用具
炭を擦り付けることで、木材をカットする前の下書きを書くことができる。
ヒモに粉状にした炭を纏わせ、ヒモを張って当てつけることで、真っ直ぐな線が書ける。
炉と粘土
粘土
川の近くですぐ見つかる、ねばっこい土。
入手が容易で、整形することで様々な構造物が作れる。
水を混ぜてこねることで、整形が容易になる。
ひび割れを防ぐために、砕いた木炭を混ぜたり、仕上げに水で表面をなめらかにする。
耐水の器
粘土を整形・乾燥させたのち、炉で焼いて固める。
焼きムラ・水分のムラが割れる原因なので、ゆっくり乾燥させたり、均一に熱することが重要。
木の器
熱い炭を木に乗せると木が燃えて削れていくので、それで木に穴を作ることができる。
炉
地面に溝を掘って薪を入れられる穴を作る。
火が通るための穴を開けた粘土を作り、炉の床として穴の上に乗せる。
その上に粘土を筒状に積み上げる。
炭
炭を大量に作る
粘土で大きめの円形の炉を作り、下部にいくつか穴を開けておく。
枯れ木を大量に集め、炉の中に円錐状に組む。
火種となる炭をその中に入れて火を付け、上を粘土で蓋する。
蓋をすることで熱が逃げず、均一に熱せられる。
しばらく放置し燃焼させたら、炉の上部を壊して中にある炭となったものを取り出す。
石灰
貝殻・石灰石などを燃やすことで生石灰となり、水を加えることで消石灰となる。
- セメントとして地面や壁の接着剤となる。
- 酸性化した畑を中和させる。
- 製鉄の際に炉に入れ不純物と石灰が反応することで、高純度の鉄を作る。
- 水を浄化する。
- 生石灰は空気中の水を吸収しやすいので、乾燥剤となる。
ブロワー(送風機)
炉へ効率的に風を送る装置。
葉っぱや薄い木の板を組み合わせて羽根とし、火起こしの弓ぎりと同様の方法によって、羽根を付けた棒を回転させる。
羽根を粘土で覆い、炉への一方向に風が向かうようにする。
渦巻き状にすると効率的に風が一方向に行きやすい。
大型ブロワー
大型化することで大量の空気を送り込める。
大木・蓋2つ・蓋の風穴開閉用の小さな端材・中に仕込む円盤・円盤に付ける棒・棒を持つハンドルで作る。
- 本体
- 大木を2つに割って、中が半円になるようにくり抜く。
- 内部空間につながる穴を両端に作り、空気の出口用の横長の穴をくり抜く。
- 蓋
- 棒が入る用の穴と風穴開閉用の穴を作る。
- 風穴開閉用の端材に切れ込みを入れ、吸うときだけ閉じるようにする。
- 端材を熱した樹脂で蓋にくっつける。
- 中に仕込む円盤
- 側面に大量の鳥の羽根をくくりつけ、空気が密閉されやすくする。
- 円盤と棒とハンドルを取り付ける。
- 全てを組み合わせ、隙間は粘土で塞いで空気が漏れないようにする。
- 棒を前後することで、風穴開閉用の端材が開き、空気を取り込む。
- 反対側は空気が押し出されるので蓋が閉じ、端の穴から空気が出口へと向かう。
建築
家の柱
長く大きめの木を石斧で切り、地面に掘った穴に柱を刺す。
梁(はり。柱と柱の横に渡す棒)用の木に穴を開け、木炭で焼き付ける。
柱用の木は先端を尖らせ、梁用の木をそこに嵌める。
床暖房
床下に溝を作り、燃やした煙の通り道とする。
平らな石を並べて蓋にし、ベッドにも石を並べる。
石は十分に熱するのに時間がかかるが、保温されやすい。
壁
粘土
粘土を節約するために石を入れる。
枯れ草を混ぜて、繊維によって強度を上げる場合もある。
ドアや窓の上部分のような、横の橋渡し用に、木の棒をいれたりする。
木(木釘で固定)
壁の両辺が交差する角部分を、重ね合わさるように削る。
穴を開け、木釘(後述)を打ち付けることで固定する。
木(組むことで面状にする)
カゴを作る時と同じ要領で組むことで、木を接合させるための加工が不要になる。
ただ、組んだだけなので隙間がスカスカになる。
地面に突き立てた奇数の柱を、少しずれるように配置する。
横の木を、縦の柱にくぐらせるように曲げて差し込む。
石壁
ピッケルで石を割ることで、きれいな平らの石を得ることができる。
パズルのように、石の形状をうまく噛み合わせて並べる。
平らな面が壁面になるようにする。平たい石と大きい石を組み合わせて、水平になるようにする。
石の間に粘土を入れて密度を上げ、接着剤とする。
瓦
木を四角に折って瓦用の型を作る。
そこに粘土を入れて、四角形に整形する。
炭を下に撒くとくっつきにくくなる。
つまみを作っておき、屋根に引っ掛けられるようにする。瓦を炉で焼き、形状を固定化させる。
瓦その2
半楕円形に作り、表裏を交互に組み合わせて屋根に乗せる。
瓦同士の重さと摩擦により、落ちず、隙間があまりないので雨漏りしにくい。
茅葺き屋根
枯れ草を束ねて作る屋根。
雨漏りしにくく、耐久性が高い。
燃えやすいという欠点があり、大火事なって多くの家が全焼する被害が出るために廃れた。
茅葺き屋根ってなに? 特徴やメリット、作りかたを知ろう | 鹿児島で雨漏り補修・屋根工事なら街の屋根やさん鹿児島店
鉄釘
釘のベースとなる、細長い棒状の鉄を製鉄する。
棒を叩いて整えてる。
事前に作っておいた木の定規で寸法を測って、ノミで棒から釘を切る。
木材
乾燥が必要
木を木材として品質よく使う場合は、十分に乾燥させる必要がある。
切っただけの木(生材)は、乾燥すると曲がったり沿ったり割れたりする
そのまま使うと家などの製作後に乾燥して、歪みが生じてしまう。
木の樹皮
木の樹皮は虫に食われやすく腐朽の原因となるため、剥ぐ。
樹皮は人間の皮膚の老廃物と同じく、新陳代謝の末端。
樹皮容器
樹皮で鍋を作ることができる。
水を入れても漏れない上、火にもかけられる。
(あくまでも木なので、熱して使い続けられる耐久回数はある)
- 木の樹皮をナイフ等で剥ぎ取り、表面の樹皮は脆いのでこそぎ落とす。
- 水に付けると柔らかくなるので、その間に端を折る。
- 途中まで割った木のトングで挟むことで、形を留める。
木釘
木材2つに穴を開け、小さい木の棒を叩き入れて、2つを固定する。
余った木釘部分は切り取る。
ヒモや鉄の釘と違って、材料は木のみで作れる。
ただ、穴を開けることと木釘を作ることが手間。
上記動画では、ハンドル錐によって穴あけ・木釘のくり抜きをしている。
穴あけ道具としては回転させればいいので、まいぎり式火起こしでもできそうだが、くり抜き用の先端部分の円筒状金属をゼロから作るのは難しそう。
草の家
- しなりが良くて細く長い木を集め、地面に突き刺して円状に並べる。
- 刺した木の中央の交差地点に曲げ、ヒモで縛ることでドーム状の家のフレームとなる。
- 作った縦のフレームに、横のフレームを追加して縛る。
- 火でいぶした葉を用意して、フレームの周囲で燃やし、煙を当てて虫除けとする。
- まとまった枯れ草を用意して、1束ごとに縛る。
- 1束ごとに、家のフレームに縛って壁にする。
- 周囲を石で囲ったり粘土を塗りつけることで、より防風・防寒効果が見込める。
できるかぎりコンパクトに作りたい場合は、1人が寝られるだけの大きさで、三角に木を組んで枯れ草を乗せる。
竹の水車による揚水
水車に筒状である竹を仕込み、川の水を汲んで水を高所に運ぶ。
少しずつ回転体を組み上げることで、巨大な水車でも1人で製作ができる。
弓
弓
木にしなった後に戻ろうとする力を、ヒモで矢に伝えることによって、射出する武器。
木を削って作る。
ノミのように、鋭い石を別の木で叩いて削る。
先細りになるように削る。
弓の形が出来たら、石で削って表面を整える。
持ち手部分の幅を細くして、持ちやすくする(奥行きの厚みは、強度のために変えない)。
両端に、ヒモを固定するための溝を作る。
弓用のヒモ
樹皮を割いたものを使う。
時計回りと反時計回りに捻ったヒモを、さらにねじり合わせる。
捻ることで強度ができる。
弓を曲げた状態でヒモを結びつける。
矢
鳥の羽根・木の樹脂を見つける。
木の棒の先端を焼いて炭化させて削り、尖らせる。
木の棒に樹脂を熱して付けて接着剤とし、羽根をくっつける。
細いヒモで羽根と棒を縛って固定化させる。
羽根で矢の飛行を制御する。
同じ方向に沿った羽を3枚付けることで、矢に回転が加わる。
軌道を直線に保つ効果もある。
矢筒
木の皮を折って、ヒモで縛って矢筒とする。
レンガ・セメント
レンガ
ブロック状なので、規格統一しやすく、積むだけで構造物を作りやすい。
耐熱性・蓄熱性に優れる。
作成方法
半分に割った木と木を組んで、直方体の型を作る。
シロアリの巣から土を取り、砕いた木炭と水を混ぜて粘土にする。
型に入れて直方体に整形した後、干す。
レンガだけで囲った炉を作り、そこで火を起こすことでまとめて焼く。
セメント・モルタル
セメントは、レンガを積む接着剤などに使えるもの。
モルタルは、砂・セメント・水などを混ぜたもの。
砂と混ぜることでかさ増しし、セメントの消費を抑えられる。
また、セメントの化学反応による熱によって乾燥・ヒビ割れしてしまうのを抑えることができる。
住友大阪セメント セメントは何から作るのか知ってるかい? | すみともキッズ | 住友グループ広報委員会
作成方法
- 落ちた樹皮や枯葉を大量に集め、燃やして灰にする。
- 灰を水に加えて混ぜ、不要な不純物・水分は捨てる。
- 不溶性の水酸化カルシウムと炭酸カルシウムを含む白い粘土ができる。
- 粘土を小分けに丸め、再度燃やし、炭酸カルシウムを酸化カルシウムに戻す。
- 炎の色がオレンジ色になるのが目安。
- できた石灰を水に入れると、ブクブクと泡立った科学反応を起こして水酸化カルシウムとなる。
- セメントとなる。
湖沼鉄の製鉄
- 炉を作る。
- 地面に穴を掘る。
- 穴の周囲に、炉の壁を作る。
1層を高さ25cm・厚さ12.5cm程度に、厚く作る。
- 前の層が乾燥したら、次の層を追加する。
崩れないように、時間間隔を開けてゆっくりと積み上げていく。 - 最終的には、1.5m程度の高さにする。
高いほど砂鉄がゆっくりと下に落ちていき、十分に熱せられる。
- 空気穴を作る。
- 炉の壁の下に4つ穴を開ける。
- 一つの穴は大きめに作り、後でここだけ破壊して中身を取れるようにする。
- 炉を燃やす。
- 全体が完成して乾燥したら、本番の前に壁を硬化させるために、中で薪を燃やす。
- 空気管を作る。
- 空気穴にはめ込むための筒状の粘土を4つ作成する。
- 粘土を太い棒の木を巻き付けて作る。
- 空気穴に、中に作成した筒をはめ込む。
- 筒と壁の隙間を粘土で埋めて、密閉する。
- 炉が壊れないように、都度補修する。
- 炉が乾燥とヒビ割れができてくる。
ひび割れは炉の崩壊につながるので、都度粘土を塗りつけて補修する。
- 炉が乾燥とヒビ割れができてくる。
- 湖沼鉄(褐鉄鋼)の含む泥を得る。
- 褐鉄鋼がある場所には鉄バクテリアが集まるので、鉄バクテリアのいる小川や水たまりを見つける。
水があまり移動しない小さい湧き水などで見つかる。 - オレンジ色や赤褐色の水底と、オイルのような虹色が浮いている水面がある水辺には、鉄バクテリアが存在する。
- 得た泥を集めて、乾燥させ、砕いて粉状にする。
- 褐鉄鋼がある場所には鉄バクテリアが集まるので、鉄バクテリアのいる小川や水たまりを見つける。
- 石炭を作る。
- 解説は石炭の項にて。
- 鉄を得るには高温が必要なので、燃料にする石炭を大量に作る必要がある。
- 炉で鉄の元を燃やす。
- 炉に、予熱用にまず軽い木片を入れ、下部の筒が落下の衝撃で壊れないようにする。
- 炉の内部がいっぱいになるように、乾燥した木を入れる。
- 火を起こして、炉の上から火を入れる。
- 火が炉の下部まで到達したら、炭と鉄を入れる。
- 鉄の元と炭は5分間隔で交互に入れ、層になるようにする。
- スラグを取り出す。
- 翌日まで放置し火が消えたら、炉下部正面の穴を破壊し、炉内部から生成されたスラグを取り出す。
- スラグの中に、小さな丸い金属鉄が確認できたらそれが鉄である。
- 鉄よりスラグの方が脆いので、砕いたら鉄が取り出せる。
- 砕いたスラグは、次回の製鉄と共に燃やしてさらに精錬する。
生成できた鉄は、厚く熱して叩いて整形したり、まとめて溶かして型に流し込んで形を作る。
石に擦り当てて研ぐことで鋭くさせたり、形を整える。
細かな砂で型を作っておき、液状化した鉄を流し込むことで大まかな形を作る。
銅
https://www.youtube.com/watch?v=6LEAgMBzCTY
銅は熱伝導率が高くて柔らかく加工しやすい。
そのかわり、柔らかいため強度で鉄より劣る。
キラキラ光る砂粒がある川で、銅を見つける。
川のカーブの内側に泥は堆積しやすいので、そのあたりを探す。
石を削ったり割ってみて光る粒子がある石や砂が銅。これを集めて、砕いて溶かして見つける。
水桶
水槽により、毎回水場から水を汲んでくる手間を省ける。
魚を生きたまま保存できる。
作成方法
レンガとモルタルを利用して作る。積み上げたレンガをモルタルで覆う。
乾燥後に水槽の内側に石灰水を塗ることで、壁に浸水しないようにする。
生活基盤を得る大まかな手順
- 簡易シェルター
- 夜間の雨風を凌ぐ体温保持のみを目的とした、1人分が横になれる程度の小さな寝床。
- 生活基盤が一切ない状況で、ひとまず夜を越すのに必要。
- 水源確保
- 川・湖・池・地下水・湧き水など。
- 谷の間・動物の痕跡などから探す。
- 飲むには煮沸消毒やろ過が必要。
- 食料
- 動物(弓槍などで狩る・罠)
- 魚(釣り・カゴ・石打漁・石灰など毒流し・モリ突き・カチ漁法(潮の干満を使う))
- 植物(実・根菜堀り)
- 植物はパッチテストで確認(肌に当ててかぶれるかどうかで喫食可能かを見る)
- 塩(動物の新鮮な血・岩塩・乾燥地帯なら単純に天日干し・日本のような高湿度地帯なら流下式枝条架式塩田)
- 虫(イモムシやバッタなど。味は食べてる餌に依存)
- 貝・カニなど手づかみ。
- 石器
- 石斧(木材の伐採)
- 石ミノ(建築材加工)
- ツタ
- カゴ(運搬・物資の保管)
- 木材
- 炭/灰(火の保持・セメント・濾過材)
- 道具・家の支柱
- シャベル(穴掘り・粘土かき混ぜ)
- ネコ車(土砂・材料の運搬)
- 草の家
- 木の支柱にまとめた枯れ草を縛って作る。
- 人の手のみで作りやすい。
- 他の家より断熱性・耐火性・耐久性が低い。
- 土器
- 粘土(建築用)
- 炉(材質加工・調理)
- 送風機(より高火力な加熱の補助)
- 石灰(建築用)
- 砂利(建築用)
- レンガ(建築用)
- 土器(水の運搬・物資の保管)
- 鍋(加熱調理用)
- 木の家
- 木材なので加工しやすい。
- 大きな木材だと、伐採・運搬・加工・組み立てするのが手間。
- 腐食やシロアリ被害・火災の危険性がある。
- 石の家
- 耐火・耐熱・耐久性に優れる。
- 重く運搬が手間で、大量のモルタルが必要。
- 湿気が起こりやすく、積み上げてモルタル等で接着しているだけなので耐震性が低い。
- レンガの家
- 入手しやすい材料だけで作ることができ、規格が統一できる。
- 耐火・耐熱・耐久性に優れる。
- 大量のレンガとモルタルが必要。
- 湿気が起こりやすく、積み上げてモルタル等で接着しているだけなので耐震性が低い。
- 水槽
- 生活用水の保管。
- 鉄器
- 鉄(より高強度な道具作成)
- ハンマー(製鉄用)
- 火鉢(製鉄用)
- 鉄ミノ(建築材加工)
- 鉄のシャベル(穴掘り・粘土かき混ぜ)
- くわ(穴掘り)
- 農業・酪農
- 長期間が必要・食料の安定供給が可能。
- 食料保存
- 水分を飛ばし、温度・湿度が低い場所で保存する。
- 燻製・天日干し・塩漬け・発酵。
- 洞窟・石室などで保存。
あとがき
サバイバル系異世界転生開拓小説に感化されて、実際どの程度無から実現できるのか興味が湧いた。
ブッシュクラフトとは
サバイバルは生存/帰還が目的で、ブッシュクラフトは生活が目的、という意味の違いがある模様。
ブッシュクラフトをキャンプとして楽しむ場合は、極力物資を持ち込まない。