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フリーの画像生成AIは結局どれが良いのか【#AIイラスト】

AIアート

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無料の画像生成AIは多くあるが、App Storeにあるものではどれも回数制限が5回などと少なすぎたり、広告が多くあって使い物にならないものが多い。

生成には高性能なGPUを使う必要があり、それを多数のユーザーに使わせるのにはコストがかかるため、無料版に制約がかかるのは必要なことではある。

その中でも比較的使えそうなサービスを紹介する。

Prodia - 使用回数制限なし

Prodia

  • 使用回数制限なし
  • 使用可能モデルが多く、24つある。
  • ネガティブプロンプト・シード値がある。
    • 1つの絵を調整して意図した絵を作りやすい。

スマホからの表示

ちなみに、「デスクトップ版の表示」にしても表示は変わらなかった。

難点

生成できるサイズが小さいのでよく見ると顔が崩れるし、作品レベルのものを作るには少々厳しいか。

サムネサイズで見る分にはよさそう。

  • フリー版はサイズ制限があり512x512pxのみ。
  • Anything系はvaeが入っていない様で、色が薄い。
  • 生成情報が画像と共に保存されないので、後から生成した時の設定を振り返れない。

Draw Things - 高機能・iPhoneやMacで使える

Draw Things: AI Generation on the App Store

WebUIと比べて自前での環境構築が不要で、各種補助ツールが揃っている。

iPhoneやiPadでも、iPhone自身の処理能力を利用して画像生成するようで、オフラインで利用できる。
Mac版と同じように高機能。

5分でできる!Draw Thingsの使い方(Stable DiffusionをMacで使う方法) | chmod

自分はMac未所持のため未検証。

難点

iPhoneの機種はiPhoneXS以上でないと対応しておらず、古い機種では利用することができない

自分の使用しているiPhoneがiPhoneXなので、これを試すことができなかった。

HolaraAI

HolaraAI

  • 使用サイズが選べて、高品質なものも作れる。
  • アニメ系特化。
  • ネガティブプロンプト使用可能。
  • 回数制限は、初回は37枚程度、それ以降デイリーで4枚程度作れる。
    • 初回で225ポイントもらえ、デイリーで25ポイントもらえる。
    • 生成する解像度によって消費ポイントが変わる。
    • 基本サイズで6ポイント消費。
    • すべて6ポイント消費なら初回は37枚程度、デイリーで4枚作れる。

その他情報

選べるモデルは8種類。
選択できるサイズ。

難点

  • 初回で生成できる枚数は多いが、結局それ以降は4枚程度と生成できる枚数は少ない。
  • 画面動作が重い場合がある。
    • 自分のPC環境での使用時、生成した画像をクリックして拡大表示しようとすると重かったり、他のページから転移した後に画面硬直があって少々操作できなくなったりした(Vivaldiブラウザ使用)。
  • フリー版では、画像右下にウォーターマークが付く。
  • アニメ系・イラスト風の画像しか生成できず、写実系がない。

NMKD Stable Diffusion GUI

「NMKD Stable Diffusion GUI」の使い方!画像生成AIを簡単にインストールして使おう | くろくまそふと

Windowsで使用できる簡易的なアプリ。

「PC触れるけど詳しくはわからない」という人にとっての、画像生成AIの導入としてはよさそう。
ただ、機能が少なくアップデートも少ないようなので、本格的にやりたいならWebUIの方がよさそうではある。

本格的に作るならWebUIが一番

WebUIなら、画像生成AIに必要なほぼ全ての各種補助ツールが使用でき、自分のPCで画像生成することができる。
生成速度も高性能なGPUをもっている分だけ早くなる。

本格的に作るのであれば、WebUIが一番。

難点

難点は、自分で環境構築が必要で、オフラインで動かすには高性能なGPUを所持している必要があり、難易度が高い。
PCに詳しいつもりの自分でも躓く所がかなりあった。

-AIアート

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