Twitterを単なるつぶやきSNSではなく、自分の作品や製品を多くの人に見てもらうためのツールとしての使い方を紹介する。
なんとなくTwitterに作ったものを投稿するのもよいが、より多くの人に見てもらったりTwitterを活用するあれこれを書く。
もくじ
コミュニティに属す
フォローする
同じ趣味や興味を持った人をフォローし、反応をもらいやすくする。
フォローしている人やフォロワーを基準にアカウントを探したり、
評価をくれた人などをフォローする。
とにかく自分のことを知ってもらわなければ始まらないので、
始めは遠慮せず500以上多くのアカウントをフォローし、興味のないツイートをするアカウントだったら後で外す。
一気にやりすぎるとTwitterからスパム判定されて凍結されるので、時間を置いてほどほどに。
1000以上もフォローしたらタイムラインがめちゃくちゃになるんじゃないかと思いきや、意外とツイートを見逃している感じはしない。
検索する
コミュニティのキーワードで検索する。
Blenderで言えば、下記のように検索。
Blender OR #b3d lang:ja OR @3m7y9
OR | [A]または[B]を検索することができる |
lang:ja | 日本語のみ検出する |
OR @3m7y9 | 存在しないアカウント名を入力することで、 アカウント名に含まれる文字を除外する裏ワザ |
from:Bookyakuno | 特定アカウントを検索する |
-AAA | 特定文字列を除外する |
TweetDeckを使う
TweetDeckとは、Twitter公式の高機能なTwitterクライアント。
複数アカウントのタイムラインを一括表示することができる。
複数アカウントを持っていれば、これで一元化することができる。
ブラウザからも見れるが、アプリ版もある。
アカウントのタイムラインだけではなく、上記の検索を利用して、自分の興味のある話題のツイートだけを絞り込んで閲覧することができる。
自分は下記のように使っている。
メインアカウントのTL |
メインの検索キーワード |
"Substance Painter" OR zbrush OR Blender OR #b3d OR @fd98fje |
アクティビティ |
サブアカウントのTL |
通知 |
エゴサ |
-from:bookyakuno "忘却野" OR @bookyakuno OR twitter.com/bookyakuno/status/ |
自分自身のツイート |
from:bookyakuno |
作品を投稿する
キーワードを盛り込む
投稿するときは、属するコミュニティのタグや関連するワードを付けてツイートする。
何かしらのコミュニティに属したツイートをすると、Twitterに常駐している人はそのキーワードで検索していたりするので見つかりやすい。
- キャラの名前
- 作品の名前
- 使ったアプリの名前
- お題
- 記念日や〇〇の日など
"#イラスト"や"#ラクガキ"など分母が大きすぎるタグはあまり意味がないが、あとで自分のツイートから作品だけを検索したいときのために決まったものを付けておくのも良い。
ツイートを繋げる
自分の以前の作品ツイートに、リプライとして新しく作品を投稿することで、全ての作品ツイートをつなげて閲覧することができる。
作品ツイートに特定文字列を入れる
全ての作品投稿に特定の文字列を入れ、検索で全作品を一覧表示させることができる。
また、このリンクで自分がどのような作品を作っているか誘導することもできる。
from:bookyakuno rkgk - Twitter検索
制作工程をツイートする
創作する側としてはどうやって作っているのかは興味深い。
過程をツイートして反応をもらいながら制作すると励みにもなる。
完成間近のものを公開しすぎると、完成作品を公開した時に反響が薄くなる。
過去のツイートを掘り返す
セルフRTを活用する
すでに投稿した作品を再投稿するより、セルフRTを使う。
再投稿では画像の重複ができるため、メディア欄が荒れないようにする。
Twitter開いて気が向いたらセルフRTする程度で構わない。
ふぁぼやRTで通知欄に再度登ってきたものは信頼できるので、これもセルフRTする。
特に、古いツイートが通知欄に上がるのは大抵評価がそれなりに高いものが多いので、再評価を得られやすい。
頻繁すぎるとうるさく感じるのでほどほどに。
プロフィール
まず第一声に一言、自分が何の創作をしているか完結に明記すると相手にとってわかりやすい。
Twitterのプロフィールにpixivやその他作品が見られるサイトへのリンク、誘導したいサイトへのリンクを書いておく。
自分のTwitterプロフィールは、張りたいリンクが多く、文字数のせいでまともな紹介が書けていないので参考としてはあまり良くない。
固定ツイートを活用する
自慢の画像を4枚貼った固定ツイートを作る(モーメントは多くの画像を貼れるが、モーメントより4枚画像の方がぱっと見やすい)。
その他の作品をまとめたモーメントも作成しておき、このツイートへのリンクを固定ツイートに貼っておく。
ソシャゲのスクショや写真などで画像欄が埋まっているアカウントの作品は特に、画像欄から作品を見つけにくいので、興味を持って見に来た人がすぐに見れるよう特に気をつける。
1年くらいでその都度更新したほうがよい。
アカウントの見た目を頻繁に変えない
アイコンや名前を頻繁に変えないこと。
自分というブランドを覚えてもらうことが大事。
感想を送る
自分の好きな作品を作っている人に感想を送る。
自分の存在を知ってもらう。
自分が似たような作品を作っているのなら自分の作品も見て評価してもらえるはず。
褒めるなら真摯に褒めること。
当然のことだが、相手に不快に思わせないこと。
- 〇〇(既存の作品)みたいですね
- 人によっては不快
- 〇〇より好きです
- なにかを下げて相対的に評価してもうれしくない
- 定型文
- 語彙が足りなくて結果的に一言だけになるのは構わない
- 画像だけでリプライ
- 定型文と同じで、気持ちがこもっている感じがしない
- 人によっては不快
不必要なツイートを残さない
残しても意味のないツイートは削除するとよい。
Twitterは愚痴吐きや毒にも薬にもならない発言をすることも使い方として正しいが、全世界に公開され、失言や炎上、特定、リアルバレ、外部サイトにまとめられるなどすることも忘れずに。
残す意味のないものであれば極力削除する。
- 一言だけのツイート
- 「今起きた」、「ねむい」など
- リプライ
- 炎上の可能性の有りそうな過剰なツイート・失言も削除しておくと無難
作品にクレジットを付ける
自分のペンネームやTwitterのアカウント名を作品に記入する。
ネットに公開したものは永遠に残り、自分で制御しようもなく拡散される。
無断転載対策や自分が作った証明として記入しておく。
使い回すロゴ画像を作って貼り付けるとよい。
場所は右下や、キャラクターに重なるようにおいたりなど。
エゴサする
これは別にやらなくてもいいが、直接感想を送ってこない人のツイートも検索すると励みになるかも。
ただ誹謗中傷も目に入るため注意。
リツイート直後のツイートを検索する
引用リツイートだとツイート主に通知がいくので、そうならないようリツイート直後のツイートすることがある。
これも下記のサイトで最新100件以下なら検索することができる。
注意
作品投稿で注意したいことは、 Twitterはリアルタイム性がとても高いが、その分非常に刹那的で情報が流れやすく、振り返って検索するのには向いていないということ。
作品投稿をTwitterだけで完結せず、外部の投稿サイトにも投稿してまとめること。