頂点カラーは、UVやオブジェクトに依存しないマスクとして扱うことができる。
頂点カラーのデータをRGB分離で分離させれば、3種類のマスクを取得できる。
4種類以上のマスクにしたい場合は、数式ノードの[比較]を利用する方法がある。
ただしグラデーションを取得できない。
赤の色の濃さによってマスクを取る

上画像は、赤の色の濃さによって分類するノード。
左上では、頂点カラーの赤を4段階に分けて付けている。
- 属性ノードにより頂点カラーを取得する。
- 頂点カラーはガンマ補正された値となってしまっているので、除算2.2により逆にガンマ補正を戻して、0.0~1.0の扱いやすい値に戻す。
- RGB分離により、頂点カラーの赤のみを抽出する。
- 比較により、指定の値とマッチする部分だけを抽出する。
- イプシロンが許容範囲。この値は0.01程度はないといけない模様。
[比較] 数式ノード
[比較]は、値Aと値Bが同じなら1を返す(イプシロンという許容範囲値を加味する)という数式。
イプシロンは0.01までは判定できたが、0.001では違いを取得できなかった。
なので、RGB3種類それぞれに100段階設定すれば、最高300種類のマスクが作れる(ただ、さすがに見た目で判別しにくくなりそう)。
グラデーションを加味できない
比較ノードは0か1かしか返さないので、グラデーションしている色だと特定の一部分しか抽出されない。