忘却まとめ

Blenderの中級者・上級者向けの踏み込んだ情報や、アドオン・3DCGに関する情報を記事にします

カメラシェイクの作り方【Unreal Engine】

Unreal Engine

投稿日:

【UE4/UE5ゲーム制作講座】カメラを揺らすとなんかそれっぽい - YouTube

上動画を参考。

カメラシェイクの作り方を解説する。

爆発や攻撃ヒット時にカメラを少し揺らすことで、衝撃や攻撃のヒット感を表現できる。
大爆発や重い攻撃の場合は強く揺らすと、力強さを演出しやすい。

専用のブループリントとノードを作成

  1. 右クリック > 新規ブループリント > CameraShakeBaseを作成する。
  2. 実行したいブループリント内の場所に、Start Camera Shakeノードを追加する。
    • 作成したCameraShakeBaseを設定する。
    • TargetにPlayer Camera managerを接続する。
    • それにGet Player Controllerを接続する。

ビューポートで動作確認する

  1. 3Dビューポート左上メニューから設定を変更する。
    • "カメラ振動を許可"を有効化する。
    • リアルタイムを有効化する。
  2. CameraShakeSourceActorオブジェクトを新規作成する。
    • アテニュエーション > Inner Attenuation Radiusを1000000000.0などの過剰な数値に設定する。
    • これをしないと影響範囲が小さすぎて揺れが見えない場合がある。
    • カメラシェイク > カメラの揺れに、自分のCameraShakeBaseを設定する。
  3. ウィンドウ > シネマティクス > カメラシェイクプレビューアを表示し、"すべて再生"をクリックする。

CameraShakeBaseの設定

カメラ揺れはやりすぎるとカメラ酔いにつながるので、基本の揺れ強度は抑えめにし、強い揺れは発動頻度を少なくすること。

Root Shake Patternを、"ウェーブオシレーターカメラの揺れパターン"にする。

  • 全体の強度:Location > Location Amplitude Multiplier
    • 10程度にする。
  • 周波数の緩やかさ:Location > Location Frequency Multiplier
    • 5.0程度にする。
  • 各軸ごとの揺れ設定:X/Y/Z
    • X軸は奥行き。
    • カメラ揺れとしては奥行きの揺れは不自然なので、Amplitude、Frequencyは0,0にして無効化する。
    • Y(横)/Z(上)のFrequencyは違う方が自然に見えるので、Yを0.8、Zを1.5などにする。
    • 横揺れは酔いやすいので、Amplitudeを0.5など弱めにしてもよさそう。
  • 再生時間:Timing > Duration
    • 0.2程度にする。

-Unreal Engine

Copyright© 忘却まとめ , 2025 All Rights Reserved Powered by STINGER.