ユーザーが自分のリグをボタンに設定できるようになり、Rigify以外のリグのピッカーとしても扱えるようになりました。
プリセット機能により、複数のプリセットをアドオン設定に保持して、オブジェクトごとに割り当てる事ができます。
その他にもボタン表示の改善やパイメニューの追加・レイヤーより使いやすいようにアップデートを行いました。
もくじ
ダウンロード
ボタン表示を改善し、より使いやすく
- 選択中のボーンのボタンはハイライトするようにしました
- 色はアドオン設定から変更できます
- レイヤー切り替えボタンの上に色を付けて、ボタンとレイヤー切り替えボタンを判別しやすくしました
- 色はアドオン設定から変更できます
- 非表示のボーンは暗く表示するようにしました
顔・指のボーンピッカーを追加
Human(Meta Rig)の顔のボーンピッカーを追加しました。
Face・Face(プライマリ)・Face(セカンダリ)のボーンを利用できます。
ユーザープリセット機能を追加、ユーザーがボタンをカスタマイズ可能に
Ctrl + Alt を押しながらボタンをクリックすることで、選択されるボーンを変更することができます。
これによりRigifyだけでなく、自分のリグ用にメニューをカスタマイズすることができます。
機能
- ピッカーボタンを、Ctrl + Alt を押しながらボタンをクリックすることで、設定がアクティブなボーン名に変更されます
- 再度 Ctrl + Alt + クリックすると、元の設定に戻ります
- ボーンを非選択状態で実行すると、ボタンが暗く表示されます
- プリセットデータのボーン名が空の場合は、暗く表示されます
- 使用しないボタンを目立たないようにしておくのに便利です
プリセット
プリセットは、アドオン設定として保存されます。
プリセットデータのメニューから、ボタンに表示されるテキストの編集・削除・複製などを行うことができます。
使用するプリセットを変える
オブジェクトが使用するプリセット名は、オブジェクトごとに保存されます。
これを変更するには、上画像のボタンから、別のプリセットに切り替えることができます
レイヤー指定の変更
ボタンの表示状態に利用するレイヤーを、ユーザーが指定できるようになりました。
これにより、決まったレイヤー配置に依存せずボタンの表示を切り替えることができます。
- 番号が -1 なら、ボタンを常に表示にします
- レイヤーの表示状態に依存したくない場合に便利です
- 番号が -2 なら、ボタンを完全に非表示にします
- 全く使用しないメニューを非表示にするのに便利です
10個のエクストラレイヤー
ユーザー用のレイヤー設定が10個用意されています。
-2意外の値に変更すると、追加のレイヤー切り替えボタンが表示され、5つの空のピッカーを表示することができます。
既存のボタンだけでは足りない場合は、ここに割り当ててください。
プリセットをファイルに書き出し・読み込み
ファイルとして書き出し、または書き出したファイルのデータを読み込みすることができます。
プリセットデータを別の環境に移動したり、バックアップすることができます。
アドオン設定は、アドオンを無効化すると消えてしまうため、定期的なバックアップをおすすめします。
メニュー
- プリセット > 右下のメニューからアクセス
パイメニュー
パイメニューにより、特によく使う8つのボーンにアクセスすることができます。
このパイメニューのピッカーも同様に、ユーザープリセットごとに変更することができます。
- キーマップ …… Wキー
パイメニューの変更方法
- プリセット > パイメニューのメニューを表示します
- 8つあるパイメニュー用のボタンを、ctrl + alt + クリックします
- その項目がアクティブなボーン名に変更されます
- プリセットには、__pie_top_left__のような項目が保存されます
「ユーザーボーンリスト」を「その他のボーンリスト」に変更
「ユーザーボーンリスト」を、「その他のボーンリスト」に変更し、オブジェクトのプロパティからアドオン設定のプリセット内のプロパティに変更しました。
ver1.0.0のデータは引き継げないので注意してください。