通常の方法で読み込んだ画像は、そのclipファイル内に取り込まれる。
ただ、後で画像を置き換えたい・変形を維持したまま更新したいとなると面倒。
画像ファイルを外部参照したまま読み込む方法を紹介する。
ファイルオブジェクトを活用しよう "便利な機能 #11" by ClipStudioOfficial - お絵かきのコツ | CLIP STUDIO TIPS
もくじ
ファイルオブジェクトを作成
- ファイル > 読み込み > ファイルオブジェクトを作成
こちらの方法で読み込めば、読み込んだ画像やclipファイルはリンクで参照している状態となる。
外部の画像を変更すれば、クリスタ内の画像も更新できる。
更新方法
- 個別更新
- ファイルオブジェクトを選択 > ツールプロパティ > 更新
- 一括更新
- 適当なレイヤーを右クリック > ファイルオブジェクト > すべてのファイルオブジェクトを更新
変形状態も維持される
変形状態を維持したまま更新できるので、看板に貼り付けたイラストをそのまま差し替えることも可能。
ファイルオブジェクトを選択 > ツールプロパティ から、変形のリセットやファイルの変更・更新ができる。
ただ、回転・スケールは数値による設定ができるものの、位置は数値による設定はできない?
レイヤーも外部参照できる
- ファイルオブジェクトに変換したい選択中のレイヤーを右クリック >
- ファイルオブジェクト > レイヤーをファイルオブジェクトに変換
上記の機能を使うと、現在のclipファイル内の選択レイヤー群を別のclipファイルとして保存し、ファイルオブジェクトとして参照するようにできる。
作成したclipファイルを編集すれば、元のclipファイルでも編集が反映される。